2018/1/31、7:00時点でのたわら先進国vs楽天VTIだよ。
たわら先進国は前日比−0.35%
楽天VTIは前日比−0.36%
両投信ともなんとか評価損益率がプラスで1月を終えることができました。
良かった良かった。
ブラックスワンは欧州から?
2019年3月29日(日本時間30日)にEUから離脱する予定のイギリスだが、ここに来て離脱撤回の声も高まってきている。
イギリス国内では今月に入ってから、国民投票再実施の声が離脱派、残留派双方から
出てきている。
イギリス国外、EU首脳からの離脱撤回を歓迎する声もあがっており、トゥスク大統領も1月16日の欧州議会で「悪影響がもたらされる。我々の心は英国に向かって開いている」と発言。
同日にユンケル欧州委員長も「扉は開かれている。この声がロンドンに届く事を願っている」と話した。
1月28日にはモスコビシ委員もフランスメディアのインタビューで「ドアは開いている。大いに歓迎する」と答えた。
うーむ、国内外から離脱撤回を望むような声が大きくなってきてるのんな。
特にイギリス国内の声がもっと大きくなってくれば、国民投票再実施の可能性もある。
投票という民主主義で決めたことは、投票という民主主義で撤回することも当然可能。
離脱の連鎖は避けたいEU
EUからすれば、経済の安定のためにはイギリスに出ていかれるより残留してもらった方がいいわけで、そりゃあ各所から「もう一回考え直さない?話聞くよ」という声はあがるよね。
それに一度EU離脱の前例つくると、他の国でポピュリズム(大衆迎合主義)が台頭してきた時に、「うちもEUから抜ける」ってい言い出しかねないし。
というか若干その兆しもあったり。
3月9日に行われるイタリア総選挙、「五つ星運動」という政党が世論調査の支持率が高くて第一党候補なんだけど、実はこの政党、EU離脱とまではいかないけど「ユーロ離脱の国民投票」を一時主張してたんだよね。
ただ支持者のおよそ半数がEUに好意的な見方をしてて、五つ星運動はこの「ユーロ離脱の国民投票」の主張を抑えて、EUに対して穏健路線に舵を切りつつもある。
イタリア総選挙だったりイギリスのEU離脱問題だったりと、今年は欧州から株式市場へブラックスワンが飛来するのだろうか・・・。
それじゃあ、また(・ω・`)