2018/2/3、18:00時点での米国株現状だよ。
今週二度目のダウ大幅安。
ダウ構成銘柄は全て下落し一時は前日比−700ドルに迫り、前日比−2.54%の下落。
長期金利が2.8%を超えた事で売りを誘った様だ。
(・ω・`)指数も前日比−2.53%の下落と無事に致命傷だよ。
そんな中で前日に決算発表を行ったアマゾン。
アマゾンはこの相場の中、前日の決算発表が好感されて株価は上昇した。
ではでは、アマゾンの決算発表の内容をばさくっと確認。
アマゾン、恐ろしい子・・・
売上高は前年比+40%、純利益は2倍という好決算。
小売業としてやはり圧倒的な強さを持ち、年末商戦ではネット販売のおよそ50%を占めたという分析結果も出ている。
プライム会員からの会費収入が+49%増、クラウド事業の売上高も+40%以上増加した。
広告などの収入もおよそ60%増、音声認識技術「アレクサ」搭載機器も予想以上の人気を集めており、ジェフ・ベゾスCEO曰く
「これほどのポジティブ・サプライズは滅多にない」
というほどの好評ぶりみたい。
いやはや、アマゾンは怪物企業ぶりに拍車がかかってきとりゃあせんかね。
つい先日もネットの小売を飛び出して『アマゾンゴー』なんて言う実店舗をオープンさせてきたし。
その上、J・Pモルガン、バークシャーと共同のヘルスケア企業を設立も宣言。
まあこれは従業員向けで非営利だって話だけど、ほかのヘルスケア企業からしたらアマゾンが営利目的でヘルスケア事業に参入するための下準備にも見えるだろうし、戦々恐々の宣言だよね。
破壊神でもあり創造神でもあるアマゾン
アマゾンの強さは規模の暴力で目先の利益は度外視している所にあると思うのである。
薄利多売で他の企業を締め出して顧客を囲い込み市場の大部分を押さえる。
そして手にしたキャッシュを溜め込まずに、投資に回してさらに事業を拡大していく。
赤字になろうとおかまいなしに徹底して先行投資を続けているのである。
アマゾンは消費者からすれば創造神のごとく、参入した市場を変革していく様に見えるだろう。
だが逆に市場で競合する事になる者たちからすれば、間違いなく破壊神に見えるだろう。
これからも様々な分野の市場に参入しては破壊し、そして創造するアマゾンの姿を見る事になるのだろうか・・・。
アマゾン恐ろしや・・・(;゚Д゚)
それじゃあ、また(・ω・`)
追記
『米国株現状』は『米国株&つみたてNISA1年目(2018年)』になりました。
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