つみたてNISAと米国株
2018/2/5、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
先週末に市場が大きく下げた影響はまだ反映されていないよ。
明日か・・・。
・米国株
米国株はすでに先週末の下落の影響は反映されているよ。
今日も下げで始まるのだろうか・・・?
ゼネラルエレクトリック(GE)がダウを去る日
・追記
2018年6月20日に実際にGEがダウを除外されたのである。
最新の記事はこちら。
以下は2018年2月5日に書いた文章なのでご注意を。
アメリカを代表する指数といえば『ダウ工業株30種平均』であろう。
『ニューヨークダウ』や『ダウ平均』っていうのが基本的な呼ばれ方かな。
始まりは1896年、最初は現在のような30銘柄ではなく12銘柄からのスタートだったらしい。
そんな120年を越える歴史ある指数だが、算出開始から残っている銘柄は『ゼネラルエレクトリック(GE)』のみとなった。
ちなみにゼネラルエレクトリックの創業者は発明王と名高いトーマス・エジソン。
そんなゼネラルエレクトリックだが、最近まことしやかに囁かれている噂がある。
それは
「ゼネラルエレクトリックがダウから除外されるのではないか」
というものである。
ボーイングとの差は21倍以上
どうしてこの様な噂が囁かれているのかというと、業績不振による株価の下落に伴い他の構成銘柄との時価総額の差が拡大しているからである。
ダウ平均を管理している委員会によると、構成銘柄の最高と最低の株価の比率は10:1を超えない事が望ましいとの事。
今、ダウで一番高い株はボーイングのおよそ350ドル。
一番安いのがゼネラルエレクトリックでおよそ16ドル。
差はおよそ21倍、21:1の比率になってしまっている。
ボーイングが高いのか、ゼネラルエレクトリックが安いのかと聞かれたら、どっちもというのが正解かもしれない。
ボーイングの株価はこの一年でおよそ+120%上昇、2.2倍になっている。
一方のゼネラルエレクトリックはこの一年でおよそ−44%下落、一年前の半分近くになってしまっている。
ボーイングに罪は無い。
ゼネラルエレクトリックの株価下落が問題なのだ。
株価下落の主な原因
株価下落の原因は二つ。
営業キャッシュフローの悪化と大幅な減配にある。
(営業キャッシュフローとは、簡単に言えば『本業でどれだけお金を稼いだか』という事である)
まずは一つ目、営業キャッシュフロー悪化の原因だが、電力タービン部門の在庫調整ミスとGEキャピタルからの配当金未払いである。
電力タービン部門は市場の微妙な変化を見落として大量に在庫を抱えるはめになった。
GEキャピタルからの配当金未払いだが、これは一時的なもので正直さほど気にしなくてよいと個人的に思っている。
そしてこの営業キャッシュフローが悪化した結果、株価下落の原因の二つ目である大幅な減配を引き起こした。
減配を発表したのは2017年11月13日、2017年10月〜12月期の配当を17年7月〜9月期に比べ半減させると述べた。
半減、50%減配、つまり今までの半分しか配当金がもらえないって事。
ちなみに発表時のゼネラルエレクトリックの配当利回りはおよそ4.6%。
これが半分のおよそ2.3%になってしまうという事。
実は4.6%とという利回りも株価がだだ下がりした結果の利回りで、決して前から高配当であったというわけでは無い。
実際にダウから除外されるのか
営業キャッシュフローの悪化と大幅な減配で株価下げ下げのゼネラルエレクトリック。
ダウから除外されるのではと噂されているが実際はどうなるのか。
それは正直に言うと、わかりません!(`・ω・´)
ああっ!やめてっ!石を投げないでっ!
ここまで引っ張っておいてなんだけど、わかりません!(`・ω・´)
ただ実際に株価を考えると市場関係者とかから、除外される可能性があるって声は結構出ているらしいのですよ。
はい。
ちなみに実際にゼネラルエレクトリックが除外された場合、新しく採用される銘柄が出てくるわけだけど、フェイスブックが有力とされているらしいのです。
はい。
・・・「らしいばっかり」とか言わんといてーな。
(・ω・`)にはなんの決定権もないんだから、そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。
まあこればっかりは推移を見守るしかないかな。
実際にダウから除外されることになったらゼネラルエレクトリックの株価はどうなってしまうのだろうか・・・。
10ドル切ったりしたら買いたくなっちゃうよね、正直な話。
事業再編を進めるみたいだし、世界的な企業であることは間違いないから気にはなってしまう。
それじゃあ、また(・ω・`)