しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

南極大陸争奪戦か。2048年に南極条約議定書失効。

つみたてNISAと米国株

 

2018/3/7、7:00時点での状況だよ。

・つみたてNISA

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たわら先進国は前日比+1.53%

楽天VTIは前日比+1.70%

 

両投信の差が若干広がりつつある。

米国株式市場に集中投資する楽天VTIの上昇が強い。

 

・米国株

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 現地時間3月6日の米株式市場は今日も揃って上昇。

(・ω・`)指数は高安まちまちで前日比±0%で変化なしである。

 

南極=ペンギン

 

みんなは南極についてどの様なイメージを持っているだろうか。

(・ω・`)『しょぼーん』は「寒い・氷・ペンギン」くらいのイメージである。

 

南極大陸は地球上で5番目に大きい大陸であり、面積はおよそ1400万km2でオーストリアのほぼ2倍、日本と比較すると37倍である。

 

大陸の99%近くが氷で覆われておりその厚さは平均1.6km。

平均気温は当然のごとく基本的にマイナス何十度の世界であり、記録上の最低気温は−93.2度である。

 

もはや寒いのかすらわからない温度である。

ちなみに観測上の最高気温は17.5度であるがこれは奇跡的なレベルである。

 

雨もほとんど降らないし風も強い。

毎月のように風速何十m/sを記録する日がありそんな日はブリザードで視界は最悪。

 

南極大陸で冬にあたる6月には太陽が昇らない『極夜』があり、逆に夏にあたる12月から2月にかけては太陽が沈まない『白夜』となる。

 

はっきり言って気候的には人間が行くところではないのである。

なんの下準備も無しに行ったら高確率で命を落とす場所、それが南極大陸である。

 

それなのに世界各国様々な国が観測基地を建て調査員を派遣して、日夜研究に望んでいる。

なぜかと問われれば「南極大陸ででしかできない研究があるから」と各国の調査員は答えるだろう。

 

確かにそれは事実だと思う。

だが国レベルの考えだと他にも思惑があるのは確定している。

その思惑とは、きたる2048年に備えて各国自分達の居場所を確保する事である。

 

南極大陸、2048年問題。

 

2018年3月において、南極大陸はどの国にも属さない中立地帯となっている。

 

かつてはイギリスやフランスなど、チリにオーストリアなど様々な国が南極大陸の一部の領有権を主張していた。

だが、政治・軍事的な観点から1959年にアメリカやソ連、イギリス、日本など計12カ国によって『南極条約』が締結され、領有権の問題は凍結されている。

 

そして1998年には『環境保護に関する南極条約議定書』が発行された。

内容としては環境や生態系の保護、鉱物資源の採掘などを禁止などが盛り込まれたもので、南極大陸での活動に制限をかけるものである。

 

1959年の南極条約以降に策定された、様々な条約や議定書はまとめて『南極条約体制』と呼ばれているのである。

 

そしてこの南極条約体制の一部である『環境保護に関する南極条約議定書』が2048年に失効する。

それが南極大陸における2048年問題である。

 

条約やら何やらを策定してはいるが実際のところどの国も南極大陸での自由な活動

、特に資源の採掘に関しては諦めていないのである。

 

南極大陸にはエネルギー資源(石油や天然ガスなど)、金属類(鉛や銀など)、さらにはレアメタル(チタンやプラチナなど)が埋まっている言われている。

宝石類もありルビーにサファイア、ガーネットなどが発見されている。

 

文字通り南極大陸の氷の下にはお宝が埋まっており各国それに興味津々。

2048年に備えて今から観測基地という既成事実を作っているのである。

 

南極大陸は荒らされてしまうのか

 

2048年に『環境保護に関する南極条約議定書』が失効するのだが、その前に確実にこの事に関しての世界的な会議が開かれるだろう。

 

延長されるべきなのではあるが、正直30年後の事なのでどうなってもおかしくない、延長されない可能性も十分に考えられると思っているのである。

 

もし延長されなかった場合、南極大陸で何が起こるのかを少し考えてみたのである。

 

1. 各国に一定範囲内での採掘許可

『環境保護に関する南極条約議定書』が失効した場合、南極大陸での採掘が可能となるわけだが、各国が好き勝手に採掘しだしたら衝突は必至である。

 

そうならないために各国にそれぞれ一定範囲の土地を割り当て、その中であれば採掘を許可するというのが現実的な対応だと思うのである。

 

まあ確実にもめるけどね。

広さとか場所とか下手したら領有権問題にまで飛び火する可能性もある。

 

2. 資源開発に企業が参入

各国の影響力が弱まり、なおかつ南極大陸での資源開発にリターンが見込めるとなった場合、企業が南極大陸に進出してくる可能性は十分考えられる。

 

今現在、もし規制が無かったとしても現状では南極大陸での活動はお金もかかるしリターンもないので、企業が進出してくる事はないだろう。

 

だが30年後はわからないのである。

宇宙にロケットを飛ばすのも昔は国家事業であったが、技術の進歩により最近は企業も無人とはいえロケットを宇宙に飛ばしている。

 

この事を考えると、規制がなくなった南極大陸に様々な業種の企業が進出する可能性は結構高いのではないかと思うのである。

 

3. 新興国が領有権を主張

資源開発が可能でリターンがあるとなれば、今まで領有権を主張してこなかった国が領有権を主張してくる可能性は十分過ぎるほど考えられる。

 

特に中国である。

現在5ヶ所目の観測基地建設を計画しており、早ければ2022年にも建設を開始するとの事である。

 

南シナ海の領有権問題でもわかる通り結構中国は国際社会の声を無視しがちである。

もし南極大陸が採掘可能となった場合、強引な手段を講じる可能性は高いのではないだろうか。

 

もし『環境保護に関する南極条約議定書』が2048年に失効した場合、上にあげた3つの他にも色々と問題が生じる可能性は高い。

延長してくれる事を願うのばかりである。

 

南極大陸に女子高生が挑む

 

とまあここまで南極大陸について書いてきたが、今回南極大陸について調べたきっかけは『宇宙(そら)よりも遠い場所』、通称『よりもい』というアニメなのである。

 

どんなアニメかとざっくり説明すると『女子高生が南極に行くアニメ』である。

個人的に今期イチオシである。

 

魅力的なキャラクターに青春な物語がとてもいいのである。

キャラクターについては下の記事で紹介もしているので良かったどうぞなのである。

 

www.shoboonn.com

 

油断して見てると泣くので要注意である。

(・ω・`)『しょぼーん』はもはやOPとED、挿入歌を聴くとウルっとくるレベルである。

 

キャラクターの一人に『小淵沢 報瀬(こぶちざわ しらせ)』という子がいるのであるが、『しらせ』という名は『砕氷船 しらせ』からだろうなと、南極大陸に関して調べる前から思ってはいたのである。

 

じゃあその『砕氷船 しらせ』の『しらせ』はどこからきているのか、みなさんご存知だろうか。

この名は日本初の南極探検隊隊長『白瀬 矗 (しらせ のぶ)』からきているのである。

 

白瀬 矗の事も調べたのであるが、なんだか小淵沢 報瀬に当てはまる部分もあって、なかなか面白かったのである。

 

南極にかける強い思いと強靭な意志とか、南極になんか行けないと周囲から馬鹿にされていた環境とか、どこか似通った2人なのである。

 

『よりもい』について語り出すとキリがないのでここいらでやめにするが、ぜひ見てほしいアニメなのである。

 

南極か・・・聖地巡礼するには遠いなぁ・・・。

 

それじゃあ、また(・ω・`)