つみたてNISAと米国株
2018/3/16、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比–1.02%
楽天VTIは前日比–1.11%
今週は下げが止まらない・・・。
先週の勢いは何処へやら。
・米国株
現地時間3月15日の米株式市場はダウのみ上昇。
右肩下がりが続いていたから、値ごろ感も出て来て買いが入りやすかったみたいである。
(・ω・`)指数は前日比+0.01%の上昇でほぼ変わらず。
将来的にお肉が足りなくなる
焼肉、トンカツ、唐揚げ、生姜焼き、ステーキ、ハンバーグetc…
お肉っていいよね。
大抵の人間はお肉を食べれば幸せになるのである。
お肉っていいよね(2回目)
ただその幸せの源が将来的に不足する可能性は高いのである。
2016年、世界の主要三種畜肉消費量は牛・6060万トン、豚1億1240万トン、鶏9030万トン、計2億6330万トンである。
2050年には人口増加の影響で世界主要三種畜肉消費量は現在の7割増し、4億4760万トンになる見通しである。
これは牛(一頭800kg)だけなら5億5950万頭、豚(一頭90kg)だけなら49億7300万頭、鶏(一羽3kg)だけなら1492億羽である。
万トンじゃイメージがわかないと思ったから頭・羽数に直してみたが、単位が大きすぎてむしろ分からなくなったのである。
1492億羽って何羽であるか?
すでに地表面積の3分の2が畜産で使われていると言われており、将来の消費量増加にはとてもじゃないけど対応できないのである。
そんな確実にやってくる未来に対して、お肉大好きな人類はある作戦を練っているのである。
それが昨今注目されている『フェイクミート』である。
菜食主義者も食べられるお肉
人類がお肉大好きな理由は簡単である。
人類は600万年前から狩りをして動物の肉を食してきており、肉食というのが本能に刻まれているのである。
だが最近は本能からの離脱を試みる、菜食主義者も増えてきている。
一口に菜食主義者と言っても結構細かく分けられ、もっとも厳格な菜食主義者は『ヴィーガン』と呼ばれる人々で、食だけではなく皮革製品も使用しない。
だが菜食主義者の中にも、まだまだ本能からの離脱をしきれずに身体が肉を欲し「く・・・静まれ、我が肉体よ・・・」的な感じになる人もいるだろう。
そんな人に朗報である!
肉だけど肉じゃない『フェイクミート』という物が存在するのである!
フェイクミートはエンドウ豆や大豆と言った豆類をベースに、肉の味や食感を再現した植物100%のお肉で『植物肉』とも呼ばれている。
今までも小麦などに含まれるグルテンを主原料とした『グルテンミート(セイタン)』なるものが存在しておりこれもフェイクミートなのだが、昨今の世界的にはフェイクミート=植物肉の認識が高まっている。
このフェイクミート界隈でもっとも注目されている企業は、やはりアメリカのスタートアップ企業『ビヨンドミート』だろう。
2018年春 日本上陸の噂も
ビヨンドミート(Beyond Meat)の創業は2009年。
シリコンバレーでイーサン・ブラウンという人物が立ちあげた。
最初は植物性鶏ササミ肉のフェイクミートから始まり、ひき肉→ミートボールと段階を踏み、そして2016年にハンバーガー用ビーフパティ『ビヨンドバーガー』を発売したのである。
上記の画像の様にこのビヨンドバーガーは、お肉売り場で生肉の状態で売られているのである。
これ、実はとんでもない事で史上初の快挙なのである。
アメリカの畜肉業界は力を持っており、結構うるさい。
培養肉のクリーンミートに対して「ミートの名前をつけるな」と要求してくるくらいうるさい。
そんな環境下でスーパーにおいてお肉コーナーで売られているビヨンドバーガーは『〜を超えて・〜以上に』の意味を持つビヨンド(beyond)の名に恥じない植物肉なのである。
ビヨンドミートにはマイクロソフトの創業社者、ビル・ゲイツや俳優レオナルド・ディカプリオなど、数多くの名だたる投資家や著名人が出資しており、日本企業では三井物産が出資を行なっている。
このビヨンドミートだが日本上陸の噂もある。
当初は2017年とも言われていたのだが、2018年3月時点では今年の春、2018年春に上陸との噂が流れている。
ビヨンドバーガーがスーパーなどで販売されるのか、はたまたどこかのお店で食べられるのかは謎である。
どちらにせよ最初は東京でって事になる可能性は高そうであるが。
上陸したら是非食べてみたいところである。
それじゃあ、また(・ω・`)