つみたてNISAと米国株
2018/3/17、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.09%
楽天VTIは前日比+0.09%
スズメの涙程度の上昇でした。
今週は先週の反動が出た結果になったのである。
・米国株
現地時間3月16日の米株式市場は一応主要三指数そろって上昇。
まあナスダックはパーセントで見ると変わらずだけどね。
大型ハイテク銘柄は売られて(・ω・`)指数は前日比–0.32%の下落。
人類を救う救世主(肉?)第2弾
昨日のフェイクミートに引き続いて今日もお肉の話しである。
植物100%のフェイクミートでは満足いかず、人類は技術の粋を集めてなんとしてでもお肉が食べたいらしく日夜研究に没頭している。
そして誕生したのが『クリーンミート』である!
人類の本気と飽くなき探究心の塊そのものである!
そのうち牛と豚と鶏がくっついたキメラ(合成獣)でも生み出すんじゃなかろうか。
そう思ってしまうくらいクリーンミートは常識破りのお肉なのである。
もはやSF『クリーンミート』
フェイクミートは豆をベースに作られる有から有の製造である。
だがクリーンミートはほぼ無から有を創り出すのである。
クリーンミートは『培養肉』とも呼ばれているがその名前が作り方を示している。
例えば牛肉を作りたい場合、まず牛から幹細胞をちょびっといただく。
そしてそれを培養し育てていくとお肉になるのである。
・・・・・・嘘じゃないよ。
いやほんとに。
ようは動物の体内で行われている細胞分裂による成長を人工的に再現しているという話しなのである。
必要な栄養素と生育環境が整っていればシャーレやビーカーの中でも細胞分裂は行われるのである。
この技術が究極まで進歩すれば牛や豚がたとえ絶滅したとしても、一片の幹細胞さえ保存されていればお肉食べ放題な訳である。
培養肉が初めてお披露目されたのは2013年8月のロンドン。
ここで世界初の『人工肉バーガー』の試食会が開かれたのである。
オランダ・マーストリヒト大学教授のマーク・ポスト医学博士が開催したもので、試食会で出されたハンバーガー1個の値段は、研究費込みで約3500万円。
ギネスワールドレコードに申請していたら、世界一高いハンバーガーとして記録されていた事だろう。
現在は技術が進歩しており、2015年10月に設立された日本のインテグリカルチャー株式会社は培養肉、この会社では『純肉』と呼んでいるが、その価格を従来の1000分の1に下げる事に成功している。
アメリカでは2018年にも販売開始か
アメリカではクリーンミートの一般販売を承認するための安全性の検査・調査が進められているらしいのである。
クリーンミートメーカーの一社は「2018年末までに米国とアジアのレストランでナゲットやソーセージ、フォアグラなどを提供したい」との事。
他のメーカーでも2021年頃にはクリーンミートをスーパーの食品棚に並べたいと考えているらしいのである。
インテグリカルチャー株式会社も2018年中に培養フォアグラの試作、2021年の市場投入を目指している。
また2025年にはクリーンミートの価格を売られている食肉と同じくらいの価格にまで下げる事を目標にしている。
アメリカでは早ければ今年の内、日本でも早ければ2020年、東京オリンピックの頃にはもしかしたらクリーンミートが食べられるかもしれないのである。
SFの世界が現実になるまであと少しであるな。
安全性の確保は最重要課題
ただアメリカでは発売前に一悶着ありそうで畜産業界、特に牛肉界隈からクリーンミートの名前に対して「ビーフとかミートという名前をつけてもらいたくない」との声が上がっている。
牛肉界隈曰く
「培養肉が我々の牛肉と同レベルの安全性や品質があるという印象を消費者に与えたくない」
との事である。
いや、そう言うけどアメリカ産牛肉って言う程安全じゃない気が・・・。
日本産牛肉の600倍の高濃度のホルモン剤が残留しているってデータや、日本やEUで禁止されている遺伝子組み換え成長ホルモン剤も使ってるよね。
だからEUはアメリカ産牛肉の輸入してくれてないよね。
まあ確かにクリーンミートも培養する時の培養液に何が使われているのかわからないっていうのはあるけど、人の事言えないよねって話しなのである。
もしクリーンミートの普及が進むようならそこら辺は法律で制限や表示規則が定められるかも知れない。
少量食べるならあんまり心配はないけど、日常的に食べる様になったら国でしっかりとした基準を設けてもらいたいところである。
身体は食べた物で作られる。
安心安全な食べ物が健康には欠かせないのである。
みんなもお肉を食べて元気になろう。
お肉関連は下の記事も良かったらどうぞである。
それじゃあ、また(・ω・`)