しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

メキシコのネット関連が熱い。世界的企業もシェア確保に走る。

つみたてNISAと米国株

 

2018/3/26、7:00時点での状況だよ。

・つみたてNISA

f:id:shoboonn:20180324060648p:plain

さーて、今週で3月も最後な訳だがマイナス二桁になってしまうのだろうか。

春の嵐はいつ止む事か。
 

米国株

f:id:shoboonn:20180324060149p:plain

先週はフェイスブック・ショックと米中貿易戦争懸念で酷い目にあったのである。

フェイスブック株を保有している故に影響は大きい。

 

こればっかりは推移を見守るしかない。

「売ればいいよ」と内なる声も聞こえるが放置。

ボケーっと見て過ごすのである。

 

『お知らせ』

2018年4月2日からブログ村のサブカテゴリー登録を一部変更します。

「NISA投資」から新しく設立された「つみたてNISA」に移動します。

 

タイトルにもつみたてNISAって入ってるから、その方がいいと思ったのである。

 

Hola! (オラ!)

 

みなさんはメキシコという国をどの程度ご存知だろうか。

位置的にはアメリカの下に位置しており、トランプ大統領が国境に壁を造ろうとしているあの国である。

 

国の大きさは約196万5000km2で日本の約5倍。

人口は1億2900万人ほどで日本と同じくらいである。

 

通過はペソで主言語はスペイン語。

気軽な挨拶として『Hola. (オラ) 』が使われている。

『やあ』とか『こんにちは』とかの意味である。

 

食べ物ならハラペーニョとかタコスが有名であるな。

世界遺産の数は世界で7番目に多く、『カンクン』と言う真っ白な砂浜とターコイズブルーの海もあり観光地としての魅力も高い。

ただし、麻薬組織には要注意でもある。

 

人口の半数が貧困層と言われているが中南米でブラジルに次いで2番目に大きい経済を持ち、最近では様々企業がメキシコ市場に注目している。

 

中でも特に大きな成長を期待できる市場がネット関連市場。

経済の安定と拡大により、今後ネット接続人数やネットショッピング利用者の増加が見込まれているのである。

 

メキシコもGoogleの支配下に

 

メキシコのインターネットの利用人口は4,200万人ほどで全人口の3人に1人の割合である。

ただ現状はあまりネット接続環境が良好とは言えない。

2014年の通信改革で大幅に改善はされたがまだまだである。

 

そこに目をつけてきたのがグーグルである。

メキシコ全土に広告付きの無料WiFiスポットを設置するとの事である。

これは『グーグル・ステーション』と呼ばれるグーグルの戦略の一環で、インド・インドネシアに次ぐ3ヶ国である。

 

なぜグーグルがメキシコにWiFiスポットを設置しだしたかというと、メキシコのネット検索エンジンシェアの90%をグーグルは確保しており、他の企業が参入してくる前に立場をより強固なものにしようと言う魂胆だろう。

 

広告もつけるあたりグーグルは抜け目ないのである。

 

Amazonも色々とメキシコに投入

 

メキシコのeコマース市場の規模は2015年時点で1兆6000億円であり、2012年と比較すると約3倍の規模に拡大している。

eコマース、ネットショッピングが拡大しているとなればアマゾンが力を入れない訳がない。

 

メキシコでは現在『アマゾン』『メルカドリブレ』『リニオ』の3社がネットショッピング大手になっている。

1位はメルカドリブレであり当然アマゾンとしてはシェアを奪う気満々である。

 

作戦その1. 倉庫増加作戦

メキシコ市近郊に面積100万平方フィートの巨大倉庫を開設しようとしている。

東京ドームおよそ2個分の大きさの倉庫である。

 

この倉庫が完成すれば、今ある倉庫2つ(計50万平方フィート)と合わせて150万平方フィートになり、東京ドーム3個分である。

1500万個の商品を保管し1日当たり最大100万件の配送が可能になると予測されているのである。

 

作戦その2. アマゾン・リチャージャブルの投入

メキシコなどの中南米では成人のクレジットカード保有率がまだまだ低い。

メキシコの成人クレジットカード保有率は30%を下回っており、日本の85%と比べて半分以下、下手したら3分の1である。

 

これは銀行口座を保有していなかったり、クレジットカード決済などネットショッピングにおける個人情報の管理の信用性が低い事が原因となっている。

それ故に個人情報を購入先に教える必要がないペイパルやコンビニ決済の利用も多い。

 

そこでアマゾンは『アマゾン・リチャージャブル』と言う、コンビニでチャージ可能なデビットカードを世界に先駆けてメキシコに投入したのである。

 

 コンビニでチャージ可能だとデビットカードと言うよりかはプリペイドカードな感じがするのだが、デビット&プリペイドカードなのだろうか?

 

 メキシコへの直接投資は怖い

 

世界的企業も注目しているメキシコだが、個人でメキシコ企業の株を買ったり通貨に投資したりするのはまだまだリスクが高いだろう。

政治的リスクや高い貧困率、アメリカと壁にNAFTA(北米自由貿易協定)問題もある。

 

もし成長性に期待して投資する価値があると判断したのならETFでの投資をオススメしたいのである。

『iシェアーズ MSCI メキシコ・キャップト(EWW) 』と言うETFが発売されているのでこれなら個別銘柄を買うよりかはリスクを軽減できるのである。

 

ちなみに2018年3月時点での成績としては

 

1年トータルリターン ー 11.61%

3年トータルリターン ー –1.33%

5年トータルリターン ー –4.66%

 

・・・うん、まあね。

そんなもんだよね。

 

でもメキシコみたいな新興国は何十年後かに化ける可能性は秘めてるから安いうちに買うのは悪い事ではないだろう。

まあ(・ω・`)『しょぼーん』は買わないけどね。

 

それじゃあ、また(・ω・`)