つみたてNISAと米国株
2018/3/27、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−1.47%
楽天VTIは前日比−1.87%
先週末の下落の影響が反映されて、2月10日につけた−8.25%と−8.62%を下回り最安値を記録したのである。
米国株
週明け現地時間3月26日の米株式市場は大きく上昇。
アメリカと中国が貿易問題に関して、水面下で話し合いを始めたとの報道をうけて安心感から大きく買われたのである。
主要三指数は3%近くの上昇となり、(・ω・`)指数も前日比+3.70%の大幅高。
フェイスブックも前日比プラスになるほど力強い一日だったのである。
ここで一つ注意喚起をしておくのである。
フェイスブック株が先週から大幅下落をしているのをうけて、「今がチャンス!」みたいに買い煽りをする様な情報があるかもしれない。
だがフェイスブック問題はまだ決着点が見えておらず今後の展開が不透明である。
それに加えて株式市場全体としても貿易問題やトランプ政権など、不確定要素が多くて不安定。
それ故に今フェイスブック株に手を出すと後悔する可能性があると言っておくのである。
ただそれと同時に、(・ω・`)『しょぼーん』の考えを参考にしてここで買わなかった場合も後悔する可能性があるとも言っておこう。
結局株は誰かの意見を聞いて売り買いすると後悔する。
自分の意思でしっかりと判断できない時はおとなしくしているのが吉である。
『お知らせ』
2018年4月2日からブログ村のサブカテゴリー登録を一部変更。
「NISA投資」から新しく設立された「つみたてNISA」に移動します。
タイトルにもつみたてNISAって入ってるからその方がいいと思ったのである。
20XX年、地上は核で汚染されたーー
世紀末なアニメや漫画、小説やゲームでは戦争で核兵器が使われ、地上は生物の存在しない不毛な大地となった的なパターンが存在する。
そういう場合は大抵人類は地下で暮らしているものである。
科学技術は現代をはるかに上回り、太陽がないのに野菜も育てられていたりと「ここは本当に地下空間なのか?」的なリアクションをとるキャラクターは往々にしている。
だがこんな世界は物語の中だけだと思ったら大間違いである。
核戦争はさておき、将来的には地下空間で野菜が生産される可能性は大である。
というか実はやろうと思えば現代でも出来るだろう。
なぜなら太陽も土も必要としない、完全に室内で育てられた野菜がすでに一般市場に流通しているからなのである。
新世代の野菜達
植物が成長するのに欠かせない事は、光による光合成と根からの栄養吸収である。
野菜も植物でありこれと同様で、太陽の光を浴びて光合成を行い、土に根を張り土の中の栄養分を吸収する。
野菜には太陽と土が必要というのが一般常識であり当たり前だった。
だがしかし、最近はそんな常識を真正面から叩き壊し、工場内で成長した太陽も土も知らない野菜達が存在しているのである。
太陽の代わりに『LEDライト』、土の代わりに栄養たっぷりの『水溶液』
気温や湿度は空調機器で徹底管理。
まるでどこかのお姫様と言わんばかりの環境である。
この新常識の野菜を生産する『植物工場』には、従来の屋外農業と比較して様々な利点が存在している。
生産地 〇〇工場 X区 B地点
室内農業の利点で大きなものを2つ紹介するのである。
1. 安定した生産が可能
従来の屋外農業の収穫量はどうしても天候に左右されやすい。
日照不足や雨不足、高温に冷害で成長不良、場合によっては大雨や台風で全滅なんて話しもしょっちゅうである。
自然は人間の手ではコントロールできないから対処のしようがないのである。
だが室内農業では天候の影響を全くと言っていい程受けることは無い。
LEDライトで日照不足の可能性はゼロ。
温度管理も空調機器で徹底され、言わずもがな大雨も台風も怖くない。
台風の影響でじゃがいもが不足して、ポテチが店頭から姿を消すという事態にはならないのである。
ちなみにポテチのじゃがいもはポテチ専用に栽培された低糖度の品種。
ポテチ消滅時にスーパーとかにじゃがいも売っていたけど、あれはポテチにすると焦げやすいから代用は出来ないのである。
2. 無農薬栽培が手間なく可能
屋外農業でも当然無農薬栽培は出来る。
だが手間が非常にかかる。
まず土に虫はいるわどこかから飛んでくるわ、雑草は生えるわそれを手作業で引っこ抜かなきゃならんわで、とにかく手間がかかる。
室内農業であればそんな問題は即解決である。
まず土がないしどこかから飛んでくる虫もいない。
土がないから雑草が生える余地もない。
誰でも簡単に手間なく無農薬栽培ができ、身体に安心で安全な野菜を量産することが可能なのである。
上記の2つ以外にも労力とかコスト面とか色々と室内農業の利点は多いのである。
数多くの企業が参入している室内農業
室内農業、言うなればスマート農業には名だたる大企業も注目している。
三井不動産は2014年6月から『柏の葉スマートシティ』植物工場を稼働させており、レタスなど15種類以上の野菜を1日1万株生産・出荷している。
パナソニックも参入しており、植物工場の設計・施工、建設から工場内の空調や照明、栽培棚など、一括で請け負うという事を行なっている。
またシンガポールで2015年11月から、シンガポール国内に建設した自社植物工場内で生産された野菜をスーパーマーケットなどで販売している。
他にもローソンや富士通、王子ホールディングスなど、様々な企業が植物工場で野菜の生産を始めている。
また日本政府も植物工場推進を進めており補助金の支給や、植物工場建設後の税負担の軽減などを検討している。
植物工場などのスマート農業は、ある意味国策とも言えるのではないだろうか。
でもしばらくは従来の屋外農業で
植物工場は将来的に屋外農業にとってかわり、農業の主流になる可能性も十分存在すると個人的には思っている。
だが、まだまだハードルが高いというのも事実である。
まずコストが高い。
従来の屋外での農業は地面に直接植えたり、ビニールハウスを建てたりする位で済んだのだが、植物『工場』の名の通り工場の建設が必要なのである。
建設費は数億円単位になり、屋外農業の数十倍のコストがかかるのである。
また工場を運営・維持するコストも年間で千万円単位であり、とにかくお金がかかるのである。
技術的にもまたまだ発展途上。
室温が部屋全体で微妙にバラツキがあったり、作業ノウハウの蓄積不足で生産性はまだまだ家庭菜園レベルっだっていう声も聞こえる。
そしてなによりスーパーでの価格が高い。
コスト高と低い生産性はそっくりそのまま販売価格に上乗せされる。
重量比で考えたら数倍の価格で販売されているのが現状である。
この様な現状を踏まえると、まだしばらくは従来通り太陽と大地の恵みで育った野菜が中心であろう。
だが新技術が生まれた当初のコスト高や低い生産性は得てして仕方のないものと言える。
『技術が進歩して生産性向上→価格が低下し流通量増加→さらに価格低下』の流れが基本であり、まだ慌てるような時間ではないのである。
勝負はこれから、諦めたらそこで試合終了なのである。
それじゃあ、また(・ω・`)