つみたてNISAと米国株
2018/3/29、7:00時点での状況だよ。
・たわら先進国vs楽天VTI
たわら先進国は前日比−0.93%
楽天VTIは前日比−1.74%
米株式市場に集中投資する楽天VTIの下げが大きい。
反面、ヨーロッパなど日本を除く先進国にも投資するたわら先進国の下げは少な目。
分散投資の効果が見れた感じである。
・米国株
現地時間3月28日の米株式市場は続落。
本日もハイテク銘柄に売りが集まった。
特にAmazon(アマゾン)は一時、前日比−7%を超える下落。
原因はトランプ大統領がアマゾンへの課税強化や反トラスト法(日本でいう独占禁止法)での提訴を検討しているとの報道があったからである。
(・ω・`)指数は前日比−2.33%の下落。
アマゾンとグラブハブの下げの影響が大きかった。
今日−2.33%、昨日−4.64%の下落で(・ω・`)指数は2日間で−6.97%も落ちたよ。
『お知らせ』
2018年4月2日からブログ村のサブカテゴリー登録を一部変更します。
「NISA投資」から新しく設立された「つみたてNISA」に移動します。
タイトルにもつみたてNISAって入ってるから、その方がいいと思ったのである。
ETFとETNは違う
日記平均やS&P500などの指数に投資したい場合に活用されるETF。
これに似た言葉で指数に投資するETNと言うものがあるのだがご存知だろうか。
『Exchange Traded Note』略してETN。
ETF同様に特定の指数と連動し株と同じように取引することができる。
ETFとの違いは何かというとETNは『資産の裏付けがない」』という点である。
例えばS&P500に連動するETFの場合、動きに連動させるために構成銘柄の現物株式を裏付け資産として保有している。
だがETNは金融機関が指数に連動することを保証した債券を発行しているだけで、裏付けとなる資産は保有していないのである。
故にETNは発行している金融機関が倒産した場合、無価値となってしまう可能性がある。
しかし『裏付けとなる資産を保有しない』が故に、実物資産を保有するのが難しい農産物やお肉、産業用金属への投資が可能なのである。
こんな投資対象もある
2017年3月27日、楽天証券のホームページにあるお知らせが掲載された。
【海外ETN】国内主要ネット証券初!米国市場上場ETN15銘柄の新規取扱い開始!
気になってクリック。
内容は2018年3月28日現地約定分から、米国市場に上場されている海外ETN15銘柄を新たに取り扱うというものだった。
そしてどうやら新規取扱15銘柄は3大ネット証券(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)では楽天証券が初取り扱いらしいのである。
15銘柄の内で個人的に気になる4つを紹介しよう。
1. 『iPathブルームバーグ砂糖サブ指数トータルリターンETN 』(SGG)
砂糖先物価格を対象としておりETNを通して砂糖へ投資。
2. 『 iPathブルームバーグ・カカオ・サブ指数トータルリターンETN』(NIB)
カカオ先物価格を対象としておりETNを通してカカオへ投資。
3. 『iPathブルームバーグ畜産物サブ指数トータルリターンETN』(COW)
生牛、豚赤身肉の先物価格を対象としておりETNを通して畜産物へ投資。
構成は生牛68%、豚赤身肉32%。
4. 『 iPathブルームバーグ・コーヒー・サブ指数トータルリターンETN』(JO)
コーヒー先物価格を対象としておりETNを通してコーヒーへ投資。
他にも原油、産業用貴金属、コットンなどもあるのだが、個人的には食べ物関連が非常に気になる。
地球の人口は2017年時点で76億人だが、2030年までに86億人、2050年に98億人、2100年には112億人に達すると試算されている。
人口増加は食糧問題に直結しており食料品の価格は今後上昇する可能性がある。
買うとしたらカカオとコーヒーかなぁ。
嗜好品は無くなる事がないし、新興国の生活水準向上で将来的に消費拡大が期待できるし。
無難な投資が基本だが、ユーモアのある投資もしてみたところである。
それじゃあ、また(・ω・`)