しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

日本のキャッシュレス化、今のままでは100年経っても不可能。

つみたてNISAと米国株

 

2018/3/31、7:00時点での状況だよ。

・つみたてNISA

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たわら先進国は前日比+0.41%

楽天VTIは前日比+0.69%

3月最後は上昇での幕引きとなった。

だが残念ながらいまだマイナス圏である。

 

米国株

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現地時間3月30日の米株式市場はグッド・フライデーでお休み。

3月もこれで終わりである。

後半は大きな下げもあって2月に続いて波乱万丈な一ヶ月だった。

 

明日は月初に行う月末報告会を開催するのである。

さあ、(・ω・`)『しょぼーん』の3月末時点での資産やいかに。

乞うご期待。

 

『お知らせ』

2018年4月2日からブログ村のサブカテゴリー登録を一部変更。

「NISA投資」から新しく設立された「つみたてNISA」に移動します。

 

タイトルにもつみたてNISAって入ってるから、その方がいいと思ったのである。

 

キャッシュレス化は世界の流れ

 

『約49%』

 

これは2016年の日本での現金決済の割合である。

買い物時のお支払いは現金を使う人が半数という事である。

 

他の代表的な決済手段の割合を見ていくと

クレジットカード『約17%』

電子マネー『約6.5%』

という具合である。

 

世界に目を向けるとカード決済(クレジットカード・デビットカード)だけで平均40%ほどであり、現金大好き日本人なのである。

 

特にキャッシュレス化が進んでいる国はスウェーデンと中国だろう。

スウェーデンは現金お断りの店も存在している程である。

 

この二国に共通しているのはカード決済の他にスマホを使った『QRコード決済』が広く普及している事である。

 

スウェーデンではSwish(スウィッシュ)、中国ではアリペイとウィーチャットペイが広く浸透しており、屋台や露店と言った簡素なお店でもキャッシュレス化が進んでいる。

 

そして日本でもこのQRコード決済を導入する動きが出始めている。

 

スマホでピッで支払い完了

 

専用アプリでQRコードをスマホに表示してお店側にピッっと読み取ってもらう。

または表示されているQRコードをこちらがスマホでピッっと読み取る。

 

これでお支払い完了である。

お札も小銭もいらない、スマホさえあればお財布すらいらないのである。

請求は登録しておいたクレジットカードや、アプリにチャージしたお金で支払われる仕組みである。

 

今このQRコード決済に様々な企業が参入しているのである。

楽天・LINE(ライン)・NTTドコモといった小売や通信業者。

そして3メガバンクである三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行も参入。

 

楽天などは各社が自前で開発したアプリを市場に投入している。

これに対して3メガバンクはなんと驚くべき事に各社連携。

統一されたQRコード規格を用いると宣言している。

 

3メガバンクが連携して参入とかバリバリ本気なのである。

 

QRコード決済は個人店からチェーン店まで導入する事例がどんどん増えてきており、コンビニ大手のローソンでは全店舗でQRコードでのお支払いが可能になっているのである。

 

おそらく今後は他のコンビニや小売・飲食店でもQRコード決済は広まって行き、スマホでピッは増えていく事だろう。

 

人間は選択肢が多すぎると選べない

 

キャッシュレス化を推し進めるために、QRコード決済という新たな手段も加わった日本の決済市場。

 

だがここではっきりと言わせていただこう。

今の状況が続く限り日本がキャッシュレス化する事は不可能である。

 

100年経とうが1000年経とうがむりむりかたつむりである。

 

なぜならば選択肢があまりにも多すぎるからである。

現金・クレジットカード・デビットカード・電子マネー・おサイフケータイ。

 

パッと思いつくだけでもすでに五種類もの決済手段が存在している。

電子マネーは一括りにしたがSuica(スイカ)・PASMO(パスモ)・コンビニ各社のカードなどなど、細かく言えば決済手段は到底五種類では収まらない。

 

今でも溢れかえっているのにさらにQRコード決済が選択肢に加わる訳である。

 

人間が自分の意思で選ぶことのできる選択肢の数は最大で3つまでである。

それ以上の場合は最も手軽で慣れ親しんだものを無意識のうちに選択する。

 

決済手段であればいつもニコニコ現金払い。

これが最も手軽で慣れ親しんだ方法である。

 

キャッシュレス化したいのであれば増やすのではなく減らす事を実行するべき、足し 算ではなく引き算をするのが正解である。

 

引き算の美学

 

『日本の美学=引き算の美学』なのである。

製品製造・デザイン・料理などなど。

 

日本人は古来より余計な物、不要な物を取り除くことで分かりやすく美しい物を作る事に特化している民族なのである。

 

それがいつからか多機能・多様性を求め過ぎてイマイチ『パッと』しない。

ウォークマンを作れたソニーが、iPod(アイポッド)を作れなかったのはこれも原因だと個人的には思っているのである。

 

もし今仕事や生活がうまくいかないとか何かに悩んでいるのであれば、新たに何かを加えるのではなく何かを取り除いてみるのも一つの手である。

 

分かりやすく単純にすると意外な程にあっさりと解決するものである。

ごちゃごちゃしていると思考が分散してしまい、本当に必要な部分を見落としてしまいがちである。

 

『日本の美学=引き算の美学』

これを頭の片隅にでも置いておいてもらえると嬉しいのである。

 

それじゃあ、また(・ω・`)