糖質制限で寿命も制限される?
近年流行りだした糖質制限はダイエットを目的として行っている人が多いだろう。
糖質、つまりはお米や小麦、芋類などの炭水化物の摂取量を減らす事で摂取するカロリーを抑える事ができるのである。
ロカボとか低糖質を謳った商品もよく見かける様になったのである。
トレーニングと食事制限で有名なライザップとのコラボお弁当やピザなんかも。
また美容目的で糖質制限をして身体の『糖化』を防ごうとしている人もいるだろう。
糖質の摂り過ぎは体内に老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を蓄積する事になり、肌や髪、内臓、脳に悪影響があると言われているのである。
でも完全に糖類を断つ、むしろ身体には悪影響だという実験結果も出ている。
炭水化物・脂質・たんぱく質をバランスよく『通常食』を与えたマウスと、炭水化物をたんぱく質と脂質に置き換えた『糖質制限食』を与えたマウス。
この二匹を比較すると糖質制限食マウスは皮膚や見た目、脳機能、さらには寿命も通常食マウスに劣っていたのである。
たんぱく質の不足が原因か
これは炭水化物を全てたんぱく質と脂質に置き換えた極端な実験だが、現にこんな食生活をしている方もいるのではないだろうか。
炭水化物に含まれる糖質は最も効率の良いエネルギー源である。
これがない場合はたんぱく質が優先的に分解されエネルギーとして使われる。
たんぱく質1gから得られるエネルギーは4kcal。
成人の場合、一日の必要摂取カロリー目安は『男性2,600kcal』『女性2,000kcal』
これを全てたんぱく質で摂取するなら500g〜650gである。
ダイエットの強い味方『鶏胸肉』には100gあたり22gのたんぱく質が含まれている。
もし鶏胸肉だけでたんぱく質を500g以上摂りたいなら、2kg以上食べる必要がある。
鶏胸肉地獄である。
栄養学の観点から見ると糖質制限をしてたんぱく質でエネルギーを摂取するのは無茶な事なのである。
たんぱく質は肌や髪、内臓に筋肉と言った身体を構成するための栄養素。
これを必要な量も取れていないのにガンガンエネルギーとして消費していたら、身体に回す分が不足して身体に悪影響があるのは当たり前の事である。
『糖質=悪』の風潮があるが、それは摂り過ぎた場合である。
糖質・脂質・たんぱく質はバランスが大事。
好き嫌いなく何でも食べる事が健康の秘訣だと昔から言われているのである。
『よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ(運動する)』
この金言を忘れる事なかれである。
つみたてNISAと米国株
2018/4/4、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−1.84%
楽天VTIは前日比−0.45%
楽天VTIは昨日約定した事で下落を拾えたのである。
たわら先進国は今日約定でちょっと残念。
さて一日の差がどう出るだろうか。
明日が楽しみである。
・米国株
現地時間4月3日の米株式市場は反発。
昨日大きく下げたハイテク銘柄に買い戻しが入ったのである。
(・ω・`)指数は前日比+0.87%の上昇。
今日もトランプ大統領は「米国郵便公社(USPS)はAmazon(アマゾン)の小包を不当に安い料金で配送することを強いられている」と述べてAmazon批判を繰り広げた。
だがホワイトハウスは「規制などは具体的に議論されてはいない」と発言。
この発言で前日比1%ほど下げていたAmazonの株価は上昇に転じて、結局はプラスで終わったのである。
あとスウェーデンの音楽ストリーミングサービス、Spotify(スポティファイ)がニューヨーク証券取引所に上場。
ティッカーコードは『SPOT』
初値は165.90ドル。
取引終了時点では149.01ドルとなり時価総額は265億ドル(約2兆8300億円)で初日を終えたのである。
それじゃあ、また(・ω・`)