たわら先進国vs楽天VTI 週間動向
2018/4/24〜28のたわら先進国vs楽天VTIの週間動向だよ。
楽天VTIがプラス圏に再突入したのである。
たわら先進国もマイナス幅は1%をきり、久しぶりのプラス圏が見えてきた。
来週は5回目のつみたてNISA買付日が訪れるわけだが、さて5月はどうなるだろうか。
では、たわら先進国と楽天VTIの価格に影響の大きい米株式市場、今週の様相を振り返るのである。
今週は米長期金利が節目の3%を超える場面も見られたが、その影響は感じられなかった。
かわりに株式市場を動かしたのは本格化した企業決算だった。
グーグルやフェイスブック、アマゾンと言った大型株の決算発表がてんこ盛りだったのである。
中でも市場全体に大きな影響を及ぼしたのは、建設機器大手・キャタピラーと情報流出問題で揺れるフェイスブック、検索最大手グーグルだろう。
現地時間4月24日、キャタピラーが決算発表を行ったのだが、業績は好調だった。
だが、決算発表後キャタピラーの株価は前日比–6%超の急落。
なぜかと言うと、「今年は今回(1〜3月期)の業績がピークだろう」と経営陣が発言したからである。
おかげで先行き不安から売りに売られた。
そしてそれが市場全体に波及して、その日の株式市場は右肩下がりとなった。
また同日のグーグルやフェイスブック、アマゾンと言った大型株も前日比約4%
の下落。
これはおそらく、グーグルが前日の決算内容を受けて下落した事で、他のハイテク関連銘柄が巻きこまれたのだろう。
グーグルも決算内容自体は増収増益で良かったのだが、自動運転車などへの先行投資費用増加が嫌気されて売りが出た。
そんな急落で不安が過ぎる中、週の後半にフェイスブックの決算発表があった。
結果は「不安なんて杞憂さ」と一笑にふす素晴らしいものとなった。
増収増益、情報流出問題で不安視されていたアクティブユーザー数も前年同期比で+13%増。
その結果、決算発表後の取引では前日比+9%を超える大幅高となり、ハイテク関連銘柄を覆っていた不安の影をかき消したのである。
またアマゾンも今週の後半に決算発表を行い、相変わらずの好業績で決算発表後は前日比+3.6%となった。
「とりあえずアマゾン買っておけば儲かる」って言いたくなるくらい、業績も株価も強いのである。
来週は現地時間5月1日にアップルの決算発表がある。
iPhoneの販売台数減少や、スマートスピーカー『HomePod(ホームポッド)』の売れ行きがイマイチと言われている中での決算発表。
App StoreやApple Musicと言ったサービス事業の昨年の売り上げが、フェイスブックの年間総収入を上回ったりもしており、アップルはiPhone+αになりつつある。
だがやっぱり株価に影響が大きいのはiPhoneの販売台数。
アップルは時価総額が大きいだけに、がっかり決算だと相場全体を揺るがしかねない。
さて、来週は波乱か安定か。
アップルの決算に注目である。
それじゃあ、また(・ω・`)