つみたてNISAと米国株
2018/5/3、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.48%
楽天VTIは前日比+0.59%
両投信上昇。
そして5回目の買い付けが反映されたのである。
名実ともに5月相場が始まるわけだが、日本はゴールデンウィークの真っ只中。
これはつまり証券会社もお休みで、来週の火曜日まで投資信託の基準価額に変化がないと言う事か?
そうなるとしばらくちと寂しい気分である。
・米国株
現地時間5月2日の米株式市場は主要三指数そろって下落。
(・ω・`)指数は前日比+1.1%の上昇。
アップルが+4%超、昨日−8%超下げたグラブハブは買い戻しが入り+3%超となり、米主要三指数と逆の動きとなったのである。
一方、株式市場全体としてはドル高基調が鮮明にとなり、国際的に事業を展開する米主要企業の収益が押し下げられるとの懸念で下落。
またFRB(米連邦準備理事会)が緩やかな利上げを続け、6月にも今年2回目となる利上げを行うとの観測も株式には重荷となったのである。
そんな中で、前日比+4%超の上昇となったアップル。
昨日の引け後の決算発表が好感された模様である。
以下に速報的な内容を。
売上高 611億3700万ドル(前年比+16%)
純利益 138億2200万ドル(+25%)
1株利益 2ドル73セント(市場予想を上回る)
iPhoneの販売台数が不安視されていた中で、期待を上回る上々の内容だったのである。
1〜3月期のiPhone販売台数は5220万台で、市場予想平均より若干下回ったものの、懸念材料の1つであった中国での売上高が前年同期比21%増となり、スマートフォン市場縮小の不安が多少緩和された。
また今後重要になっていく『アップストア』や『アップルミュージック』と言ったサービス事業の売上高が91億9000万ドルの31%増と高い成長を見せた。
さらに1000億ドル相当の自社株買いと、四半期配当を63セントから16%アップの73セントにする事も発表。
業績良し、株主還元良しのナイス決算発表だったのである。
これで一応はアップルの業績懸念は払拭されたって事で良いのではないだろうか。
個人的にはサービス事業の力強い成長を確認できたのが良かった。
iPhoneの販売台数が堅調だったとは言え、正直スマートフォン市場が頭打ちっぽい印象は拭えない。
だが需要が急減する事もないと思う。
アップルのスマートフォン事業は安定期に入ったとみており、今後の収益拡大に貢献するのはサービス事業だと思うからである。
最近も雑誌の定額制読み放題アプリを提供する企業を買収してたり、映像コンテンツ作成に力を入れたりと、定額制コンテンツ、いわゆるサブスクリプションサービスを拡大しようとしている。
サブスクリプションサービスは、企業側からすれば安定的に稼げる最高の集金サービスである。
会員数が1億人超のネットフリックスが大儲けして株価が急進している事を考えると、ここが伸びればアップルの収益と株価はもう一段上にいきそうである。
それじゃあ、また(・ω・`)