つみたてNISAと米国
2018/5/4、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
ゴールデンウィーク中と言う事で、国内の証券会社は休暇を満喫中である。
故に投資信託の基準価額は更新されないのである。
ただ世界の株式市場に目を向けると株安の動きが進行中。
円も若干円高方向に。
気分的には含み損が増えている感じである。
・米国株
現地時間5月3日の米株式市場は高安まちまち。
ダウは上昇、S&P500とナスダックは下落。
といっても上げたダウも前日比+0.02%だから変わらずに等しく、株式市場全体が重い一日だったのである。
(・ω・`)指数は前日比+0.29%の上昇。
フェイスブックが1%超、グーグルが0.06%下げた。
だが他の銘柄は前日比でプラスとなりグラブハブは+1.29%の上昇。
米株式市場が重かった原因は米中貿易摩擦を巡る交渉への警戒感。
交渉は5月3日から北京で始まっているのだが、簡単にはいかない感じの報道が出ている。
米国さん「政府機関諸君!中国の通信機器大手製品の仕様を禁じる事を検討せよ!」
中国さん「そんな脅しみたいな事しても簡単には譲歩しないアルヨ」
ってなる具合である。
早いとこ交渉をまとめて株式市場に安定が戻ってきてもらいたいところである。
そしてここからは個人的に最近気になった話題を一つ。
つい先日行われたフェイスブックが開発者カンファレンス『F8』。
その中で色々な新発表があったのだが、特に気になったのは、VR機器の『Oculus Go』(オキュラス ゴー)とフェイスブックの新機能『Dating』(デーティング)である。
新機能『Dating』(デーティング)
ディーティングはメインアカウントとは別にアカウントを作成する。
2つののプロフィールは完全に切り離されいるらしく、フェイスブック上の友人たちでもデート用プロフィールは閲覧不可との事。
マッチングは登録してあるプロフィールや関心ごとなどにに基づき、独自のアルゴリズムで行われる。
マッチングサービス、日本語だと『出会い系』となり、イメージが悪い人も多いだろう。
だが世界的に見るとこの手のサービスを利用しているのは普通の事で、出会い系アプリ世界一とも言える『Tinder』(ティンダー)は世界196カ国で利用されているのである。
今回フェイスブックがマッチングサービスを始めるとの発表を聞いて驚いた方も多いのではないだろうか。
(・ω・`)『しょぼーん』も結構驚いたのである。
だがティンダーもそうなのだが、実はマッチングサービスアプリ、特に真剣に恋人を探す系のものはフェイスブックと連動させる必要があるものも多い。
要はフェイスブックに登録されているデータに頼っているところがある。
それならフェイスブックが自前でマッチングサービスを始めても不思議ではないのである。
全世界で22億人のユーザーを有するフェイスブックのマッチングサービスとか最強の一言である。
年内にいくつかの国でサービス開始予定。
日本でもこのサービスは利用できる様になるとの事であるが、今年はスケジュール的に厳しそうだから来年くらいかな?
手軽により良いVR体験『Oculus Go』
次にVR機器、オキュラス・ゴーの説明をざっくりと。
今までのVR機器はパソコンやスマートフォン、ゲーム機などとの接続が必要だった。
だが今回発表されたオキュラス・ゴーは完全独立型のVRヘッドセットなのである。
なぜフェイスブックが開発者カンファレンスでVR機器を発表したのか不思議に思う方もいるだろう。
実はフェイスブックは2014年にVRブームの火付け役で業界をリードする『Oculus』(オキュラス)を20億ドル(実際は色々込み込みで30億ドル)で買収しており、VRに力を入れている。
『Facebook Spaces』(フェイスブック スペース)と言うVR空間でチャットやお絵描き、360度ビデオ視聴などが楽しめるのVRアプリを公開しており、一人で楽しむのが当然だったVRを、誰かと一緒に楽しめるものにしたのである。
手軽に使えるオキュラス・ゴーがフェイスブック・スペースに対応すれば、VR空間がより身近なものになりそうである。
フェイスブックで世界が一つに繋がる
今回発表されたディーティングとオキュラス・ゴーから見て取れるフェイスブックの目的は『人と人を繋げる』事だろう。
SNSは遠く離れた人、知り合いもいれば知らない人とも手軽に繋がれるのが特徴の一つである。
フェイスブックはそれを突き詰め、より良いものにするために動いていると思うのである。
将来的にはディーティングで出会った人と、フェイスブック・スペースでデートするなんて体験ができるかも。
もしそうなったら実物より数段良く見えるサギ写メならぬ、サギアバターなる言葉が生まれるかもしれないのである。
それじゃあ、また(・ω・`)