つみたてNISAと米国株
2018/5/10、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.23%
楽天VTIは前日比+0.41%
両投信とも上昇だが、昨日の予想通りたわら先進国の伸びがイマイチだったのである。
・米国株
現地時間5月9日の米株式市場は大きく上昇。
ダウ+0.75%、S&P500+0.97%、ナスダック+1.00%の上昇。
原油関連と金融、素材、ハイテク銘柄に買いが集まった。
(・ω・`)指数も前日比+1.61%の大幅高。
フェイスブックがプラス圏に復帰。
久しぶりに保有米国株が全てプラスになったのである。
本日の米株式市場を引っ張ったのは原油先物価格の上昇だろう。
2014年11月下旬、約3年5ヶ月ぶりに70ドルを超えた。
昨日のトランプ大統領が表明したイラン核合意離脱に伴い、アメリカによるイランへの経済制裁が再開されればイラン産原油の輸出が抑えられ、世界の原油の供給が減る可能性がある。
需要に対して供給が減れば希少性から価格は上がる。
商いの基本原理であるな。
そして原油価格が上がれば原油が絡む銘柄も上がる。
ダウ構成銘柄で見ると、エクソンモービル+2.39%、ゼネラル・エレクトリック+2.45%、ダウ・デュポン+2.82%の大幅高となった。
石油スーパーメジャーの一社であるエクソンモービルと、エネルギー事業を持つゼネラル・エレクトリックは原油価格の影響を直接受けるわけだが、総合化学メーカーのダウ・デュポンがなぜ上昇したのか。
それは原油価格が上がるとプラスチックなどの、石油を素材とする製品の価格が上がり、それらを売っている企業は売り上げと利益が上がる。
ダウ・デュポンの場合はマテリアルズ・サイエンス部門の業績に好影響である。
原油(石油)=ガソリンのイメージが強いと思うのだが、プラスチックだったりスーパーのビニール袋だったりは石油が素材となっている。
原油高は化学製品メーカーにとっても利益につながるのである。
消費者側からするとガソリン価格が上がったり、原材料費上昇分が製品価格に上乗せされて辛いケースが多いけどね・・・。
それじゃあ、また(・ω・`)