つみたてNISAと米国株
2018/6/1、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+1.45%
楽天VTIは前日比+1.57%
たわら先進国がプラス圏に再浮上。
そして本日は6回目のつみたてNISA買付日。
最近大きく下落したところだから気分的には安く買える感じである。
・米国株
現地時間5月31日の米株式市場は下落。
前日比でダウ−1.02% 、S&P500−0.69% 、ナスダック−0.27%となった。
(・ω・`)指数は前日比+0.70%の上昇。
主要三指数は下落したけど大型ハイテク銘柄が強い。
グーグルが+2.09%、フェイスブックが2.19%の大幅高となったのである。
本日の米株式市場
今日の下落要因は、アメリカvs世界の貿易摩擦懸念である。
トランプ政権がEU・メキシコ・カナダに対して、6月1日から鉄鋼・アルミ製品に高関税を課すことを決定した。
トランプ政権は今年の3月から輸入される鉄鋼・アルミ製品に高関税を課していたが、EU・メキシコ・カナダは除外されていた。
だがしかし、今回その除外対象国から外される事になった。
当然各国反発し、アメリカに対して報復関税を実施すると声明を発表している。
沈静化していた貿易摩擦問題が再燃した事で、幅広い銘柄に売りが出た一日となった。
だが、直接的な影響を受けないとみられるハイテク銘柄には買いが入り、グーグルやフェイスブックなどは大きく上昇し、ナスダックの下げは限定的となった。
ドイツ銀行は破綻ギリギリ
ドイツ銀行の株価が昨日、−7.2%の急落となり株価が9.16ドルとなった。
FRB(米連邦準備理事会)が昨年に同銀行のの米国事業について『問題のある状態』と評価していた事が伝わり大きく売られた。
リーマンショック前には90ドル近くあったのだが凋落が著しい。
この凋落の理由は単純明快で、経営がヤバくて下手したら破綻する可能性があるからである。
デフォルトしそうなギリシャ国債を大量に保有していたり、リーマンショックがらみでアメリカから8000億円超の制裁金を課されたり、3兆6000億円の誤送金をやらかしたり(ドイツ銀行の時価総額は2兆円ほど)…etc
あげたらきりがないほど、ドイツ銀行はボロボロの状態である。
ドイツ銀行はドイツ最大の銀行で、世界的に見てもTOP20に入るほどの銀行がこのありさまってどうなの・・・。
7500兆円の巨大過ぎる爆弾
ドイツ銀行が破綻したらなにがやばいって、7500兆円ものデリバティブ取引がが大爆発を起こす事である。
この額はEU全体のGDPの5倍、ドイツGDPの20倍に相当する額であり、もし同銀行が破綻したとしても、ドイツ政府がそれを補填することは不可能。
まあそもそもドイツ政府はドイツ銀行が破綻しても「救わない」って言ってるから、『ドイツ銀行破綻=リーマンショックを超える世界恐慌』になる可能性大である。
ただドイツ銀行も破綻しないように最近は経営再建に全力投球。
世界中で行なっていた株式投資業務を縮小して、最大で1万人規模の人員削減を行う計画。
『コストカットでなんとか食いつないで耐えてる感』が強くて正直不安も多い。
でもなんとか破綻だけは避けてくれないと世界が世紀末になって、北斗神拳を学ばないといけなくなるから、頑張ってほしいところである。
それじゃあ、また(・ω・`)