つみたてNISAと米国株
2018/6/8、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+1.09%
楽天VTIは前日比+1.22%
とりあえず堅調に上がっていく。
が、たわら先進国と楽天VTIの差は開いていく・・・。
・米国株
現地時間6月7日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ+0.38%、S&P500−0.07%、ナスダック−0.70%となった。
(・ω・`)指数は前日比−1.72%の大幅下落。
ビザが−1.79%、フェイスブックが−1.66%、グラブハブが−2.66%の下げで痛いよー。
本日の米株式市場はハイテク銘柄に多くの売りが出た一日。
3日連続で高値を更新していたから利益確定売りの動きが強く出た。
また週末のG7や来週のFOMCなどを控えて様子見ムード。
12日には米朝首脳会談もあるから、しばらく怖い感じがする・・・。
機関投資家が市場を動かす
株式市場は様々な情報が出るたびに、上に下にと値動きを繰り返す。
最近ではイタリアの政局不安や米朝首脳会談の行方など、これらの好・悪情報がニュースで伝えられるたびに揺さぶられた。
個人投資家の中には痛手を被った方もいるだろう。
でも少し考えた。
本当にこの様なニュースが株式市場が上下に動く要因なのだろうかと。
個人投資家にとってのリスクなのだろうかと。
個人的な答えは『否』。
確かにリスクではある。
だがしかし、本当のリスクはニュースの内容ではない。
これらのニュースを基に売買をする機関投資家の動き、正確に言えば『ヘッジファンドによる短期売買』が、株式市場と個人投資家にとって最大のリスクと呼ぶべきものなのである。
シャチに狩られる個人投資家
大きなくくりでは一緒に扱われるが、機関投資家とヘッジファンドは本来別物である。
機関投資家は保険会社や銀行、年金基金などが代表的で、膨大な資金を長期・保守的に運用する。
運用資金はヘッジファンドよりも多く『クジラ』と呼ばれたりもする。
ヘッジファンドは様々なルート(お金持ちとかお金持ちとか)から資金を集めて、それを短期・積極的に運用する。
売り買いを繰り返し株式市場を揺さぶる、まるで海のギャング『シャチ』の様な存在といえる。
ヘッジファンドはとにかく利益を追求しており、値幅を取ることで利益を上げているのだが、株式市場の動きが平坦だと短期売買で得られる利益は少ない。
そこで好・悪情報が出るたびに、大きな売りや買いを行い株式市場を上下に振る。
そして他の市場参加者、特に個人投資家に売らせたり買わせたりする事で、さらに大きな動きを生み出す。
みなさん、もうおわかりだろう。
利益を追求するヘッジファンドの行動、これこそがニュースで株式市場が大きく動く要因であり、個人投資家にとって最大のリスクなのである。
長期投資が個人の生きる道
株式市場を大きく動かす存在であるヘッジファンド。
それなら個人的がヘッジファンドという、最大のリスクと戦うにはどうすればいいのか。
短期売買で勝つことは難しいだろう。
個人投資家の6〜7割、なんだったら9割が短期売買では負けているというデータがある。
一握りの天才だったら話しは別だが、無難にETFやつみたてNISAでの長期投資が最良の選択肢だろう。
ETFのオススメはS&P500連動の『VOO』『SPY』『IVV』
つみたてNISAなら『楽天VTI』や『iFree S&P500インデックス』
S&P500の10年リターンは+9.6%であり、このあたりを買えば負ける事はほぼ無い。
確実でつまらない投資がこそが、個人投資家が利益を得るための最善で最良の選択肢なのである。
それじゃあ、また(・ω・`)