しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

フェイスブックの株価と業績が今後も伸びていく3つの理由。

つみたてNISAと米国株

 

2018/6/12、7:00時点での状況だよ。

・つみたてNISA

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たわら先進国は前週末比−0.35%

楽天VTIは前週末比−0.09%

 

昨日の欧州株式市場は、イタリアの経済・財務相の「ユーロからは離脱しないよ」との発言が広まり安心感から大きく上昇している。

 

少しずつイタリアの政局不安が解消されて欧州株式市場に上昇基調が戻れば、たわら先進国も上昇してくれるのである。

 

・米国株

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現地時間6月11日の米株式市場は上昇。

前週末比でダウ+0.02%、S&P500+0.11%、ナスダック+0.19%となった。

 

(・ω・`)指数は前週末比+1.01%の上昇。

グラブハブが+2.62%、フェイスブックが+1.29%とナイス上げ。

 

本日の米株式市場は半導体関連が終始マイナス圏で推移し、ダウ構成銘柄でもインテルやマイクロソフト、アップルと言った半導体・ハイテク銘柄に売りがでた。

 

またこの頃大きく上昇していたマクドナルドやジョンソン・エンド・ジョンソンにも利益確定売りが多くでて下落している。

 

一方ナスダックの大型ハイテク銘柄には買いが入っており、グーグルやフェイスブック、アマゾンなどは高い。

 

全体的には今日の米朝首脳会談と明日のFOMCを控えて様子見ムードが強い一日だったのである。

 

フェイスブックの将来は明るい

 

今年はなにかと(悪い意味で)話題のフェイスブック。

株価は乱高下し、将来性への不安が示されることも増えてきた。

 

だが個人的にはそんな心配は全くナッシング。

なぜならフェイスブックの株価も業績も、当分は右肩上がりが続くと確信しているから。

 

今回はそう思う『3つの理由』を語っていくのである。

 

1. 圧倒的なユーザー数

 

様々なSNSがある中で、フェイスブックのユーザー数は群を抜いている。

その数はなんと20億人!

ちなみに世界の人口は76億人であり、3.8人に1人はフェイスブックを利用している計算になる。

 

他の代表的なSNS、例えばツイッターのユーザー数は3億3000万人でありフェイスブックの足下にも及ばない。

 

完全に人が人を呼ぶ状態で、繋がりを求めるならフェイスブックを使わざるを得ない状況が完成しており、今後も増加が期待できる。

 

またたくさん人がいる所に企業は広告を掲載したがる。

今後さらにユーザー数が増えるフェイスブックへの広告掲載依頼は増加し、単価も向上。

売上高もどんどん上がっていくのである。

 

2. 圧倒的な資金力

 

フェイスブックの2017年の売上高は約400億ドル、日本円にして4兆3600億円。

純利益も160億ドル、1兆7500億円というすさまじい稼ぎっぷりである。

 

またフリーキャッシュフロー、自由に使えるお金が120億ドル、1兆3000億円もある。

 

この圧倒的な資金力は、フェイスブックが今後もハイテク業界において、絶対的な地位に居座ることを裏付けるものである。

 

自社にとって脅威になりそうなサービスが出てきたらそこを買収するか、そこに技術とお金をつぎ込んで同じ様なサービスを提供して他社を叩き潰す。

 

そうすることで自社の地位を維持する。

ハイテク業界は資金力のある企業が勝つのである。

 

フェイスブックも圧倒的な資金力でそれを実行している。

一番有名な話しはインスタグラムを買収した件だろう。

 

2012年、当時社員13名で売上高ほぼゼロのインスタグラムを、フェイスブックが10億ドル(当時の額で810億円)で買収した。

 

将来的に脅威になりそうなインスタグラムを傘下に置くことで、フェイスブックの優位性を保ったのである。

 

現に今インスタグラムのユーザー数は8億人で、もし買収していなかったら強力なライバルとなっていたことだろう。

 

 3. 技術の進歩の恩恵

 

今あるSNSは『画面越し・間接的なコミニュケーション』を提供している。

だが近い将来、SNSは次の段階『仮想世界で・直接的なコミニュケーション』に進む可能性が高い。

 

要は仮想世界でお友達とおしゃべりする、まるでSFの世界がやってくると言っているわけである。

 

「そんな馬鹿な」と思うかもしれないが、すでにVRチャットと呼ばれるサービスや、ソーシャルVRアプリ「cluster.」でバーチャルユーチューバー と呼ばれる人達が、バーチャル空間でファンイベントやライブ配信を行なっている。

 

フェイスブックも『フェイスブック スペース』というソーシャルVRアプリを提供したり、VR業界の先駆者オキュラスを買収したりして、VRとVR機器の開発に力を注いでいる。

 

今はまだマニアックで一般的ではないVR機器だが、パソコンや携帯電話も出た当初は同様にマニアックな存在だった。

 

だが技術の進歩により安く高性能な製品の発売とともに爆発的に普及していった。

VR機器も同様の展開で今後普及が進むだろう。

 

パソコン・携帯電話が約20年で広まったことを考えると、VR機器は2020年代半ばから、遅くとも2030年代半ばには一人一台所有しているのではなかろうか。

 

SNS+VRが広まれば、圧倒的なユーザー数と、すでにVR研究を進めているフェイスブックの地位はより揺るぎのないものになるだろう。

 

ハイテク銘柄こそバイ&ホールドするべき

 

以上がフェイスブックの株価と業績が今後も伸びていく3つの理由である。

先行者利益と規模の力で、今も未来もフェイスブックはSNS業界で王者に君臨し続けることだろう。

 

だが短期的に見ると株価は乱高下する可能性が高い。

個人情報保護の問題や、世界的にハイテク企業に対して風当たりが強くなっているからである。

 

裁判や制裁金、税金など今後しばらくは出費がかさみそうな気配が漂っている。

しかしこれらの問題はフェイスブックの優位性や地位を奪う直接的な要因にはならない。

 

言い方は悪いが全てお金で解決できる問題であり、お金を稼ぐ力はピカイチのフェイスブックにとって脅威とは言えない。

 

長期的に見れば、今年色々と発覚した問題に真摯に取り組み対策を講じることで、より安定した地位を獲得できると考えている。

 

フェイスブックなどハイテク銘柄の株価はバブルとかブームとか言われているが、バブルでもブームでもなく実力と業績に裏付けられた確かなものであり、今後さらに上昇していくだろう。

 

今のフェイスブックは確かにグロース株だが、将来の高配当・連続増配株候補であり、目先10年は株価上昇で含み益を得て、それ以降は配当をいただける銘柄なのである。

 

バフェット流・シーゲル流が主流派の米国株界隈ではハイテク銘柄に否定的な声も多いが、個人的には現在圧倒的な地位を獲得しているハイテク銘柄こそバイ&ホールド、長期投資にふさわしい銘柄だと思っている。

 

それじゃあ、また(・ω・`)