つみたてNISAと米国株
2018/6/13、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+1.11%
楽天VTIは前日比+1.07%
両投信そろって1%超の上昇となった。
じわじわと差は縮まっているようないないような・・・。
・米国株
現地時間6月12日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ−0.01%、S&P500+0.17%、ナスダック+0.57%となった。
(・ω・`)指数は前日比+1.94%の大幅高。
グラブハブが+4.88%上昇し上場来高値を更新したのである。
本日の米株式市場は昨日の米朝首脳会談を受けて全面高になるかと思いきや、大型ハイテク銘柄が強いだけの一日となった。
高配当で米国株投資家に人気の米通信大手AT&Tによる、メディア大手タイムワーナーの買収差し止め裁判の判決が今日でたり、明日のFOMCからの発表待ちで市場全体としては様子見ムード。
米朝首脳会談は材料にはならなかった。
ただ米朝戦争懸念は後退し、ロッキード・マーチンや世界一のミサイルメーカー・レイセオンなど軍需株の一角には売りがでた。
歴史的瞬間となった
昨日シンガポールで史上初の米朝首脳会談が行われ無事に閉幕した。
細かい内容は割愛するが、一番注目されていたのはやはり核に関する問題。
結果としては「北朝鮮の体制を保証することをトランプ大統領が約束し、金正恩朝鮮労働委員長は完全な非核化の決意を確かにした」と報じられている。
またトランプ大統領はホワイトハウスに金正恩朝鮮労働委員長を招く意思があると示したり、今後も米朝首脳会談を行う可能性を示唆した。
他にも人権や拉致問題についても話し合ったらしく、事前の不安を吹き飛ばす良好な会談となった。
これで世界的な懸念材料だった米朝の関係が良い方向に進んでくれそう。
株式市場的には一つ重石が取れた形である。
ただ世界の株式市場は割と冷静で、今回の会談では具体的な成果がなかったとして全面高にはならなかった。
それでも今後速やかに北朝鮮が非核化に取り組めば、株式市場は上昇に向かうことだろう。
合意が破棄されたら・・・
だが逆に言えば、北朝鮮側もしくはアメリカ側が今回の合意を破棄した場合、世界は落胆し株式市場は大きな下落に至るだろう。
例えば中国やロシアといった、アメリカとの関係が良好とは言えない国が裏でこっそり動いて、北朝鮮に働きかける可能性も想像できる。
陰謀論とかのたぐいでは無く、現実問題ありえる話しだと思う。
一度の首脳会談で今まで十数年解決できなかった北朝鮮の核兵器問題が、すんなりと解決すると思うのは、いささかお気楽思考のアッパラパーくんではなかろうか。
\ (*°ロ° ) / ←アッパラパーくん
むしろ合意は破棄される前提で考えて、最悪のケースである米朝戦争の可能性も頭のスミにいれつつ、全面リスクオフによる株式市場暴落に備えるべきではなかろうか。
備えあれば憂いなし、株式市場で生き残るのは臆病者だと思う次第である。
それじゃあ、また(・ω・`)