つみたてNISA と米国株
2018/6/21、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−0.74%
楽天VTIは前日比−0.41%
・・・( ˙-˙ )
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・米国株
現地時間6月20日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ−0.17%、S&P500+0.17%、ナスダック+0.72%となった。
(・ω・`)指数は前日比+0.77%の上昇。
今日でダウは7日続落・・・。
対中国への追加関税を筆頭に、アメリカと世界各国との貿易摩擦が懸念されている。
名だたるグローバル企業で構成されているダウにとってこの問題は非常に重い。
一方、貿易摩擦問題に巻き込まれていないハイテク銘柄は絶好調。
フェイスブックやアマゾンなどが上場来高値を更新し、ナスダックも4営業日ぶりの最高値更新となった。
110年の歴史に幕
今からおよそ4ヶ月前、下のような記事を書いた。
完全なる釣りタイトルである。
だがしかし、ついにこの釣りタイトルが真実となる日が訪れた。
昨日、ゼネラル・エレクトリック(GE)がダウ平均から除外されるとのニュースが流れた。
おそらく世界中の投資家が驚き、それと同時についにその時が来たかと思ったはずである。
昨年から業績の低迷とともに株価の下落が止まることを知らず、下の画像を見てもらえればわかると思うが、2017年以降ダウ平均と完全に逆方向に動いている。
オレンジがダウ平均、赤がボーイング、青がGE (2013年6月を0%とした時の5年チャート)
2013年6月〜2017年1月までは勝ったり負けたりしながら、おおむねダウ平均と同じように動いてきた。
それが2017年以降は酷いありさまである。
ダウ平均を管理している委員会によると『構成銘柄の最高と最低の株価の比率は10:1を超えないことが望ましい』とのことだが、6月19日時点で最高株価のボーイング(341.12)と最低株価のGE(12.95)の比率は26:1。
10:1(笑)状態。
ちなみに2017年1月時点での比率は5:1であり、ボーイングの上昇率もたいがいおかしいが、GEがダウに少しでも追随できていれば除外にはならなかっただろう。
まあたられば言っても仕方がない。
ダウ平均算出開始時から唯一残っていたGEが除外(110年ぶり通算3回目)となったことで、一つの時代が終わった感じである。
さらばGE・・・。
もしこれから売り飛ばされて、10ドル以下になったら買いを検討しようじゃないか。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスってどんな企業?
そして6月26日より、GEにかわってダウ平均の構成銘柄となるのは『ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス (WBA) 』である。
ということで、どんな企業なのかざっくりと調べてみたよ。
前身となるウォルグリーンはアメリカで1901年に設立。
その後2014年に欧州のアライアンス・ブーツを買収して現在の名称『ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス』となった。
アメリカを中心に世界11ヶ国で計1万3000以上の店舗を持つ、世界最大級のドラッグストアチェーンなのである。
2018年6月19日時点での株価は64.61ドル。
PERは12.81倍で配当利回りは2.48%。
42年連続増配の配当貴族銘柄。
各指標を見ると、バリュー&連続増配&利回りもそこそこで、ダウ平均の構成銘柄となり知名度が上がればそれなりに買いを集めそうな感じはある。
では直近一年の株価の動きをダウ平均とGEと比較してみよう。
オレンジがダウ平均、赤がウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、青がGE (2017年6月20日を0%とした時の一年チャート)
・・・・・・。
GEよりましだけど・・・。
2017年10月くらいから急激に下がっているから調べてみたところ、10月26日にアマゾンが複数の州で医薬品卸売業の許可を得たとのニュースがでたらしい。
なるほど、アマゾンが新たなライバルとしてドラッグストア業界に殴り込んできたわけか。
せっかくダウ平均に採用されたのに、なんだか前途多難になりそうである。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの今後やいかに!
それじゃあ、また(・ω・`)