つみたてNISAと米国株
2018/6/23、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−0.95%
楽天VTIは前日比−1.08%
全体的に軟調な世界の株式市場。
特に欧州株式市場は政治不安と貿易摩擦で雨模様である・・・。
・米国株
現地時間6月22日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ+0.49%、S&P500+0.19%、ナスダック−0.26%となった。
(・ω・`)指数は前日比−1.06%の下げ。
今日もグラブハブが−3%超の下落でアイタタタ・・・。
米株式市場全体としては、原油先物価格が5%超上昇したことで石油関連に買いが集まった。
ダウ構成銘柄ではシェブロンやエクソンモービルが2%超の上昇をみせ、8日続落していたダウ平均の反発に貢献した。
一方ナスダックはアマゾンや半導体関連が売られて下げている。
トルコリラはまるで食虫植物
高スワップの通貨の組みわせは色々あれど、一番人気はやはりトルコリラと円の組み合わせ『リラ円』ではなかろうか。
1万通過あたり毎日80〜90円もくれちゃう、超絶お小遣い生成マシーン。
だがしかしその実態は、高スワップという罠で投資家をおびき寄せる悪魔の通貨ペアなのである。
このチャートはリラ円の10年チャートである。
2008年には対円で100円近くまで上昇し、スワップも1万通貨あたり毎日400円という、とんでも通貨だった。
だがリーマンショックをきっかけに急落し10年経った現在。
6月23日時点のリラは対円で23円まで下落、さっきは「80〜90円もくれちゃう」とかいったが、スワップポイントも実は5分の1になっている。
ここまで長期的に下げ続けていると、おそらくナンピン地獄におちいって、もはや切るに切れない額にまで損失が拡大しているホルダーもいることだろう。
高スワップという甘い香りで獲物を誘い、ジワジワと資産を溶かしていくリラ円は、まるで食虫植物のようであるな・・・。
6月25日の早朝は天国か地獄か
そんな悪魔の通貨ペア『リラ円』にとって、重要なイベントが今週末にやってくる。
きたる6月24日トルコでは大統領選挙と総選挙のダブル選が実施される。
今まで大統領だったエルドアンという人物が今回も大統領最有力候補。
このエルドアン氏はリラ円ホルダーにとって、もはや敵といっても過言ではないレベルの存在で、中央銀行に圧力をかけて利上げを阻止しようとしたり、今回の選挙期間中も自分が勝ったら利下げすると述べている。
いやいや、アメリカが利上げして新興国から資金が逃げてるのに、利下げなんてしたらシャレにならない・・・。
だがしかし、今回の選挙は一波乱あるかもしれない。
独裁気質で強気なエルドアン氏から「もし総選挙で過半数を取れなければ、連立政権を求める可能性がある」と弱気な発言が出てきているのだ。
現状、エルドアン氏と同氏率いる与党はなかなか厳しい状況にあるらしい。
もし敗北すればリラは上昇すると見る動きが強い。
選挙結果は日本時間6月25日深夜2:00以降に判明するので、25日の早朝はリラ円の相場急変動が見られるかもしれない。
25円を一気に超えるか、はたまたロスカットを巻き込んで20円をぶち抜くか。
選挙結果がわかるまでホルダーの皆さんは胃が痛いことだろう。
さあ!どうなるトルコリラ!
それじゃあ、また(・ω・`)