しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

2018年後半に米株式市場崩壊か。

つみたてNISAと米国株

 

2018/7/12、7:00時点での状況だよ。

・つみたてNISA 

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たわら先進国は前日比+0.12%

楽天VTIは前日比+0.14%

 

プチ上げだが、昨日の欧州株式市場と今日の米株式市場はゴリっと下げており、明日が怖い・・・。

 

・米国株

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 現地時間7月11日の米株式市場は反落。

前日比でダウ−0.88%、S&P500−0.71%、ナスダック−0.55%となった。

 

(・ω・`)指数は+0.27%と主要三指数とは昨日に引き続き逆の動き。

アップルとフェイスブックが下げた。

でもビザが+1%、ほかの銘柄もプラスだったのである。

 

トランプ政権が昨日、中国に対して2000億ドル規模の関税追加措置案を公表。

予想通り売り先行の流れだったのである。

 

世界経済減速による需要減少と、リビアが縮小していた石油の生産・輸出通常に戻すことを発表し、原油先物も大幅に下落。

 

ダウ平均構成銘柄では貿易摩擦激化で海外売上比率の高いボーイングやキャタピラー、原油先物下落でシェブロンやエクソンモービルが安い。

 

ハイテク株比率が高いナスダックも5日ぶりに反落。

米中関係の悪化が懸念され、インテルやマイクロン・テクノロジーといった半導体銘柄に売りが出た。

 

 

貿易戦争してたら怖くて株は買えない

 

昨年、2017年の米株式市場は右肩上がりの絶好調だった。

年初約20,000ドルで始まったダウ平均は年末に約25,000ドルとなり、一年で20%超の上昇をみせた。

 

だが今年、2018年は一転して年初から乱高下が激しく、ダウ平均は23,500〜25,000の間で動くレンジ相場となっている。

 

この原因は言うまでもなく、トランプ政権による貿易戦争ドンと来いの保護主義政策によるものである。

 

鉄鋼・アルミへの追加関税に始まり、中国への巨額追加関税。

そして各国がそれに対して報復関税を実施する、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図、魑魅魍魎としたの泥沼の貿易戦争が勃発している。

 

この状況下ではいつ悪材料がでるかわかったものじゃない。

株を積極的に買えるわけはないのである。

 

ドル高も米株式市場には重石

 

貿易戦争ドンと来いに加えて主要通貨に対してドル高も進行している。

まずは下記の画像を見てほしい。

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これは主要通貨に対するドルの価値を指標にした、ドルインデックスと呼ばれるのものなのだが2017年は右肩下がり、つまりドル安一方通行の一年だった。

 

アメリカのダウ平均やS&P500上位に名を連ねる企業の多くが、世界をまたにかけるグローバル企業である。

ゆえにドル安になると価格競争力などの面で良い影響をもたらす。

 

ところがどっこい、2018年は4月頃からドル高に動き始めている。

この時期はちょうどトランプ政権が鉄鋼・アルミへの追加関税を発表した時期である。

 

世界一強いアメリカのドルは安全資産でもあり、世界経済に暗雲が立ち込めると買われる傾向がある。

それに加えて利上げも進めておりこのところドルを買う動きが強く、ドル高進行中である。

 

ドル高はアメリカのグローバル企業にとっていい状況とは言えない。

 

2017年はドル安、2018年はドル高。

これはつまりドル安で底上げされていた業績に陰りがでるということに他ならない。

 

右肩上がりはしばらく期待できない

 

今の米株式市場は貿易戦争とドル高が重なっており、不安と業績への重石で買い上がる材料に乏しい状況にある。

 

たしかにアメリカの経済指標は好調だがそれもどこまで続くかわからない。

むしろ今がピークでこれから悪化する可能性すらある。

 

今年後半にかけては全ての悪材料が企業業績や経済指標に反映されだして、投資家はその結果に愕然とするのではなかろうか。

 

2018年後半から株式市場崩壊が始まってもおかしくはない。

備えあれば憂いなし。

 

下落時に買いにいく勇気とお金を蓄えておきたい所存である。

 

それじゃあ、また(・ω・`)