つみたてNISAと米国株
2018/8/11、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−0.14%
楽天VTIは前日比−0.06%
トルコリラ安を発端とした世界同時株安の動き・・・。
特に欧州株式市場への影響は大きそうである。
・米国株
現地時間8月10日の米株式市場は下落。
前日比でダウ−0.77%、S&P500−0.71%、ナスダック−0.67%となった。
(・ω・`)指数も−0.83%の下落だったのである。
今日の下落の立役者は、誰がなんと言おうとトルコリラだろう。
昨日リラ円が20円から一気に17円前半、一時は16円台に突入すると言う、−20%の急落となり、ドルトルコも5.5から6.4の急落と相成った。
理由はアメリカとトルコの関係が著しく悪化していること。
トルコで自宅軟禁されているアメリカ人牧師の解放をトルコ側が拒否し、トランプ大統領がこれに対して制裁的に、トルコからの輸入アルミ・鉄鋼の関税を2倍に引き上げるとツイッターで正式に表明した。
これを受けてトルコ経済への不安からリラ売りとなり、トルコリラは暴落の憂き目にあった。
そしてこれをキッカケに、というか株安の本命はむしろこっちなのだが、トルコに事業を展開しているヨーロッパの大手銀行に対して、経営不安の声が上げっている。
リラ安でスペインのBBVA、イタリアのウニクレディト、フランスのBNPパリバのトルコ事業の資本・資産価値の低下が著しく、ヨーロッパ金融監督当局が声明を出した。
これにより欧州株式市場と米株式市場で銀行株が大きく値を下げたことが、市場への重しとなった訳である。
これはヤバイ!
リーマンショック以来のブラックスワンはトルコ発になりそうな雰囲気・・・。
ドルトルコが7.1になるとトルコの銀行が破綻するって噂もあるし、そこ目指して短期筋が仕掛けてくる可能性もあるから、今後数ヶ月以内のトルコリラの動きに要注意である。
それじゃあ、また(・ω・`)