たわら先進国 vs楽天VTI 週間動向
2018/8/7〜11のたわら先進国と楽天VTIの週間動向だよ。
ほぼヨコヨコとなった一週間だったのである。
四半期決算が概ね終わりを迎えて買い材料に乏しい週だった。
一方で米中双方が追加関税第2弾を発表して、今月の23日から適用するとのこと。
これを受けて株価は下落。
だが市場参加者は飽きているのか織り込み済みなのか、大きな下落とはならずに様子見ムード全開の雰囲気である。
それよりも、週末に起こった予期せぬトルコリラ急落の方が市場にダメージを与えた。
アメリカとトルコ、両国の関係悪化をキッカケにトランプ大統領がトルコからの輸入アルミ・鉄鋼に対する関税を2倍にすると表明。
これを受けてリラ円は20円から一時16円台にまで急落。
ドルトルコも5.5から6.4へと急転直下。
そしてこの急落によりトルコで事業を行なっているヨーロッパの大手銀行の資本・資産価値も急落し、ヨーロッパ金融監督当局が懸念の声を上げた。
これにより週末は米・欧株式市場で銀行株が売りにあい、大きく株式市場は下落した。
そして日本のミセスワタナベのみなさんからも阿鼻叫喚、空前絶後、絶望の断末魔が上がっている。
一日で20%の急落だからね。
この通過急落は殺人通過と名高いポンド円が、ブレグジット決定で160円から133円台にまで落ちた時以来の快挙(?)である。
どうやらツイッター上には5000万円の損失を出した人もいるみたい・・・。
今回の急落で学んだことは、トルコリラの高金利のスワップポイントにはやはり相応のリスクがあるということ。
おぉ・・・怖い怖い。
一時期トルコリラ持ってたけど株に切り替えて大正解だったようだ。
以上が今週の動向である。
ちなみに先週の動向はこちら。
それじゃあ、また(・ω・`)