つみたてNISAと米国株
2018/8/18、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+1.05%
楽天VTIは前日比+0.73%
米中貿易摩擦は緩和に向けて動いているが、米土(アメリカとトルコ)貿易摩擦は激化しそう。
好悪入り混じってきて混沌が近づいてきたのである。
・米国株
現地時間8月17日の米株式市場は続伸。
前日比でダウ+0.43%、S&P500+0.13%、ナスダック+0.33%となった。
(・ω・`)指数は−0.09%の下落。
アップルが+2%だったけど、他のハイテク銘柄が下げたのである。
ダウはおよそ半年ぶりの高値となり2日続伸となった米主要三指数。
「米中両国が貿易摩擦解消に向けて動いている」とアメリカの新聞社が報じたことで
安心感から買い優勢となった。
だが一方で大型IT・ハイテク銘柄、アマゾンやグーグル、フェイスブックなどは軒並み下落している。
半導体大手のエヌビディアの決算発表の影響が波及したとみて良いだろう。
エヌビディアの第2四半期は増収増益、1株利益も上昇の万々歳の業績だった。
だが仮想通貨関連製品の売上高が激弱で、今後も収益に貢献しないと発言したために、期待剥落となり株価は−5%の下落となった。
こんな感じで決算発表後に大きく下落するイメージが強いIT・ハイテク企業の株価。
フェイスブックの−20%は記憶に新しいだろう。
そんな企業の株価に多大な影響を及ぼす決算発表が『四半期』から『半期』に変わる可能性が出てきた。
トランプ大統領が決算発表を四半期から半期に変えた場合どのような影響が出るのかを、米証券取引委員会(SEC)に調査せよと命じたのである
これはトランプ大統領の独断と偏見で行われたわけではなく、様々な話し合いのアメリカ企業の幹部との話し合いの末に提案されたもの。
企業側としては決算発表にかかる費用の節約になるし、短期的な業績と将来見通しに振り回されることなく企業活動を行えるからこれは良いことだろう。
だが一方で「タイムリーな情報を投資家が得ることができなくなり、インサイダー取り引きが行われる可能性が高まる」と言った声も上がっている。
様々な課題はあるだろうが、個人的には四半期から半期への変更は賛成。
投資家が短期的な業績だけを追い求めて、長期的な視点に立つことができなくなれば市場の合理性は失われ、アルゴリズムによるマネーゲームと化す。
それにより企業も短期的な利益を追い求め、不正や違法行為が増加すると思うからである。
どや!
ちょっと頭良さげなこと言ってみたで(`・ω・´)
まあ本音はこんな難しいことじゃなくて四半期、3ヶ月に一度のペースで決算やられると株価の乱高下で精神的にきついってだけなんだけどね。
だから早いとこ決算発表の頻度を四半期から半期にしておくれ。
よろしくアメリカ。
よろしくトランプ大統領&米証券取引委員会。
それじゃあ、また(・ω・`)