たわら先進国 vs 楽天VTI
2018/10/30〜11/3のたわら先進国と楽天VTIの動きだよ。
ここまでキレイな右肩上がりは9月末以来、ほぼ一ヶ月ぶりのことである。
上昇のきっかけとなったのはフェイスブックの決算発表だろう。
アマゾンやグーグルの決算が期待ハズレとなり、落胆ムードが漂う中でフェイスブックは思ってたより悪くない決算発表となった。
おかげで投資家のあいだに楽観的な見通しが広がり買いを誘った。
とは言っても「悪くない」程度の決算発表である。
スキャンダルまみれで期待値ゼロだったから好感されたに過ぎない。
内容を見れば売上高も利用者数の伸びも事前予想を下回っている。
正直株式市場の下落を加速させてもおかしくはない業績だったと言える。
そして週末にはアップルの決算発表もあった。
売上高も一株利益も予想を上回る好決算。
だがiPhoneの販売台数が予想を下回ったことと、来期の見通しに弱気な姿勢を見せたことが嫌気され翌日の株価は6%を超える急落となった。
まあ株価というものは将来の価値を先取りして決まるものだから、先の見通しが弱いと下落するのは仕方がないとも言える。
とはいえここまでの急落は行き過ぎだろう。
決算の内容を見れば主力であるiPhoneの他にサービス部門の成長が著しく、将来的にアップルの収益の柱はiPhoneとサービス部門になることは確実にわかる。
個人的には悲観する必要のない、文句なしの決算発表だったのである。
まあ証券会社やらアナリストやらはそうは思ってないのかもしれないが。
偉い人にはそれが分からんのですよ。
いずれにしても、とりあえず一通り株式市場にとって重要な企業の決算発表は終わった。
今後の材料は来週に控えた米中間選挙と、月末のG20で開催予定の米中首脳会談がどうなるか。
米中間選挙はすでにある程度予想がされており概ねその通りになるだろうが、首脳会談の方は全くもってどうなるか分からない。
もしも会談無しなんて事になったら目も当てられないのである。
期待せずにいた方がよいだろう。
以上で今週の動向終わりである。
先週のはこちら。
それじゃあ、また(・ω・`)