つみたてNISAと米国株
2018/11/9、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+2.55%
楽天VTIは前日比+2.54%
両投信そろって良き上昇。
このペースがいつまで続くか不安だが堅調な推移を期待したいところ。
・米国株
現地時間11月8日の米株式市場は下落。
前日比でダウ+0.04%、S&P500−0.25%、ナスダック−0.53%となった。
(・ω・`)指数は−0.71%の下落。
ここ数日の急激な上昇の反動に加えて、FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)で今後も利上げを継続していくことが重しとなった。
今回の会合での利上げは見送られたが、これで12月の利上げはほぼ確定的になったと言える。
これはつまり、今日もだが、今後も米長期金利は上昇していくということに他ならない。
利上げ継続はアメリカ経済が強い証拠ではあるが、金利の上昇でIT・ハイテク銘柄の割高感が際立ってしまい、短期的にみると株式市場は痛みを伴うかもしれない。
米中貿易摩擦はさらに激しさを増すかも・・・
つい先日、無事にアメリカの中間選挙が終わった。
事前の予想通り上院・共和党、下院・民主党が過半数を獲得した。
波乱なく通過したことで、くすぶっていた米株式市場に資金が流入しつつある。
だがしかし、今回の中間選挙で株式市場にとってプラス事項があるかと言われると別に無い。
むしろマイナスになる可能性すらあると個人的には思っている。
上院下院で過半数を握る政党が違ういわゆる『ねじれ』が発生しており、アメリカ国内でのトランプ政権への監視は今後より一層強くなる。
国内で強い政策ができないとなると、上院で共和党が過半数を得たことで活動を制限されない外交政策で強固な姿勢を示す可能性がある。
つまり米中貿易摩擦問題で強いアメリカ、強い大統領をアピールしてくるということだ。
今年は軟調な株式市場。
この原因はトランプ政権が実行している世界各国との貿易摩擦に端を発する、世界経済の減速不安。
とりわけ様々な製品の市場規模が大きいアメリカと中国の対立が、この不安の最大の理由である。
それが今後解消に向かえばよいのだが今回の中間選挙の結果、議会がねじれたことでむしろ激しさを増す可能性が出てきた。
今月末のG20後に米中首脳会談が行われるのではないかと噂されているが、期待しすぎると痛い目をみることだろう。
ここ数日の株価上昇で浮かれることなく、急落も覚悟しておくことをオススメするのである。
それじゃあ、また(・ω・`)