つみたてNISAと米国株
2018/11/17、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.59%
楽天VTIは前日比+1.13%
米中の貿易関係は良い方向に行きそうだが、イギリスのEU離脱問題がちと怪しいな感じになってきたのである。
・米国株
現地時間11月16日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ+0.49%、S&P500+0.22%、ナスダック−0.15%となった。
(・ω・`)指数は−1.38%の下落。
アップルとマイクロソフトが上がったけど他の下落が痛い・・・。
寄り付きは昨日のエヌビディアの決算を嫌気してマイナスからのスタートだった。
だが場中にトランプ大統領の口から「中国がアメリカとの貿易問題に対して合意を望んでいる」との情報が飛び出し、米中関係の改善期待から買い先行の動きとなった。
だがやはり来期の業績に弱気の見通しをたてたエヌビディアの決算が重しとなり、IT・ハイテク銘柄や半導体関連が下落したことで一抹の不安は残る一日となったのである。
世界の支配者を怒らせたか・・・
今年もっとも注目されている企業の一つに、フェイスブックの名前をあげることに異論の声は少ないだろう。
もちろん悪い方の注目であり、あっちこっちから悪材料&批判が聞こえてくる。
春頃のケンブリッジ・アンリティカが絡んだ個人情報の問題。
秋頃の3,000万人規模の個人情報流出。
EUで進むIT企業への規制強化とデジタル課税。
アメリカでも反トラスト法(独占禁止法)の適用も視野にいれた調査などなど。
悲惨な状況が続いており、ファンドや機関投資家からは失望され保有数量を大幅に引き下げる動きが相次いでいる。
そんな中で新たな悪材料と批判の情報が飛び交っている。
まずは一つ目。
資産家ジョージ・ソロス氏の財団が「フェイスブックは自社への批判をかわすためにソロス氏に敵対するナショナリストを煽り、怒りの矛先をソロス氏に向けようとした」として、フェイスブックのシェリル・サンドバーグCOOに対して公開書簡を送り抗議したのである。
あらー・・・世界の半分を支配すると言われている(言われていない)ソロス氏を怒れせてしまうとは・・・。
お金持ちを怒らせると怖いぞぉ・・・。
信頼度の低い企業の株価は上がらない
そして二つ目は社員からの批判の声だ。
過去にロシアがフェイスブック上で行った虚偽情報による世論操作に対して、シェリル・サンドバーグCOOが取締役会やメディアに全体像が知られないように、水面下で手を打っていたとニューヨークタイムスが報じた。
この報道を受けてフェイスブックの社員が匿名のチャットアプリで、フェイスブックに対して怒りと失望をあらわにしているのだ。
むむむ・・・どうやら社内でもフェイスブックへの不信感が高まっているようであるな。
フェイスブックに対して利用者・株主・社員・国、四方向から批判が噴出しており、まさしく四面楚歌の状況。
将来を有望視され株価が上場以来大きく上昇してきたフェイスブックだが、今後は今までのような上昇は期待できないかもしれないのぅ・・・。
それじゃあ、また(・ω・`)