つみたてNISAと米国株
2018/12/12、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.02%
楽天VTIは前日比+0.61%
欧州株式市場がイギリスのEU離脱問題で揺れておる。
世界最大の資産運用会社ブラックロックも「結果の予測は不可能だ」と述べており、だいぶ不透明感が強くなってきたようだ・・・。
・米国株とOneTapBUY
現地時間12月11日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ−0.22%、S&P500−0.04%、ナスダック+0.16%となった。
朝方は買い優勢となったが結局ダウ平均はマイナスで決着となった。
トランプ大統領が「メキシコ国境に設置する壁の建設費用が認められないなら『誇りを持って』政府機関を閉鎖する」と宣言したことが重しとなった。
(・ω・`)指数は−0.32%
OneTapBUYのSPXLは−0.51%
アマゾンはプラスだったがビザがマイナス。
市場全体で見ても高安まちまちって感じだったが、パッとしない一日になったのである。
「余計なもの」が見つかった時点でファーウェイ排除は当然
12月10日にロイターの日本語版ホームページに掲載されたコラム『世界的な「ファーウェイ排除」の高い代償』の内容に驚愕した。
内容をざっくり説明すると「ファーウェイ排除は安全性の確保的にはいいと思う。でも低価格企業のファーウェイを排除したら企業間競争がなくなって他の企業が設備投資削減したり、利用者にコストを転嫁するかもよ。それに少数の企業で市場シェアを占めてると、通信障害が発生した時の影響は大きくなるだろうし、株式市場へのマイナスも大きくなるよ。ファーウェイ排除したら『高い代償』を支払うことになるよ」
って感じである。
・・・「高い代償」という文言には正直驚いたぜ。
ファーウェイを排除することで生じる国家の安全保障向上より、市場へのマイナスの方が大きいと言わんばかりのコラムだぜぇ。
通信障害にも触れているけど、製品から「余計なもの」が見つかったファーウェイの機器を通信設備に使うほうが、寡占状態の市場より怖いに決まっている。
6日に発生した通信障害はエリクソンが認証期限の切れたソフトウェアを使っていたことが原因であり、意図的に誰かが起こしたものではない。
だが製品に「余計なもの」を搭載するファーウェイが、通信設備機器にも「余計なもの」を搭載していたら、意図的に通信障害を発生させることが可能かもしれない。
通信インフラは最早なくてはならないものであり、それに関わる企業は信頼のおける企業でなくてはならない。
詳細や真偽は不明だが、余計なものが見つかったと報じられた時点でファーウェイを排除するのは至極当然の結論である。
経済・金融面で見れば指摘もわからなくはない
とまあ、まるでファーウェイを擁護するようなコラムだったわけだが、きっとこのコラムを書いた人が言いたかったのは「低価格企業を市場から排除すると市場内での競争がなくなって、消費者に不利益になる可能性がある」ってことなのだろう。
独占的な地位をその市場でもっていると好き放題やれて、価格をつり上げても替えがきかないから困る。
だから独占禁止法が存在しているわけであり、消費者としても選択肢は多い方がいい。
経済・金融面から見ればコラムの内容も理解ができる。
きっとたまたまファーウェイの件が説明にちょうどよかったから、タイムリーだしファーウェイを引き合いにだしたのだろう。
おそらくきっと多分、ファーウェイを擁護したいとかいう他意はないと思うのである。
・・・・・・おそらく、きっと、多分、そうに違いない、と思いたい。
それじゃあ、また(・ω・`)