つみたてNISAと米国株
2018/12/15、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.13%
楽天VTIは前日比−0.07%
逆の動きとなった両投信。
最近は米株式市場の下げが著しい一方で、欧州株式市場がそこそこの堅さをみせており、一応分散投資の効果がでている気がする。
・米国株とOneTapBUY
現地時間12月14日の米株式市場は
前日比でダウ−2.02%、S&P500−1.91%、ナスダック−2.26%となった。
欧州や中国で景気減速を示唆するかのような低い経済指標がでてきたことで、リスク回避の流れから売りが積み上がった。
どうやら世界各国で貿易摩擦の影響がついに数値に現れてきたようである。
まだトランプ大統領のアメリカファーストは続くだろうから、もっと悪い数字が今後出てくる可能性もあるだろう。
個別銘柄ではジョンソン&ジョンソンが−10%超の大幅安。
ベビーパウダーに30年もの間、アスベストが混入していたことを然るべき機関に報告していなかったとロイター通信が報じた。
(・ω・`)指数は−4.31%
OneTapBUYのSPXLは−4.1%
景気減速懸念からバリュエーションの高いハイテク銘柄に売りがでて、アマゾンは−4%超の下げ。
SPXLも終値ベースでみると今年最安値となる37.44をつけた。
短期の取引ではもはや勝機はない?
ヘッジファンドの閉鎖数が設立数を3年連続で上回っている。
要因は多々あれど、そのうちの一つにコンピューターによる高速取引があげられるだろう。
1/1000秒という超高速アルゴリズム取引が可能となり、熟練のファンドマネージャーたちがお手上げ状態にある。
企業分析や景気動向、市場の動きなどを分析しつつ投資対象を選んできたが、人間の判断を上回り瞬時に取引を行うアルゴリズムが開発された結果、もはや短期の相場を予測することが困難になってきたらしいのである。
当然、好業績をあげているヘッジファンドも中にはあるのだが、そういうところはかなり銘柄数を絞り、相場全体の動きで利益を得るというよりかは、個別株への集中投資で利益を得ているようだ。
ただそういうファンドは極一部に限られており、大半はアルゴリズム相手に苦戦をしいられている。
投資で食べてきたプロですらこのありさまなのに、本業の片手間でやっている個人投資家はもはや勝機はないだろう。
ってなわけで短期は諦めて長期、S&P500などの指数への長期投資を我が輩は推奨したい。
「我が輩は」というか、人気投資ブロガーの大半が指数への長期投資しか推奨していないという事実がある。
長いこと相場に身を置いている人も多い人気投資ブロガーの大半が、長期投資を勧めているという事実はかなり重要だろう。
彼・彼女らはアルゴリズムに勝てないことをすでに身をもって知っており、それを我々新米投資家に教えてくれている。
亀の甲より年の功。
迷信やおとぎ話は全てが作られたものではなく、物事の真実をしっかりと捉えている一面もある。
年寄りの話しに耳を傾けることも必要なのである。
それじゃあ、また(・ω・`)