・つみたてNISAと米国株
2019/1/12、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.54%
楽天VTIは前日比+0.70%
両投信そろって上昇で今週を終えてくれた。
たわら先進国もようやく評価額が20万円台に戻ってくれて良かったのである。
・米国株とOneTapBUY
現地時間1月11日の米株式市場は6日ぶりに下落。
前日比でダウ−0.02%、S&P500−0.01%、ナスダック−0.21%となった。
5日続伸していたこともあり、開幕は利益確定売りに押されてダウ平均は一時200ドル近く下落した。
ただ下値では買いが入っており、下げ幅を縮小しつつ引けに向かい、ほぼ変わずの微下げで決着。
(・ω・`)指数は−1.02%
OneTapBUYのSPXLは+0.14%
ハイテク銘柄が少々弱かったが、動きやすハイテク銘柄にとって1%の上下は誤差みたいなものである。
SPXLは円安と0.03%の上昇でプラスとなっている。
訴訟と経営難のダブルパンチ!
米中貿易戦争やイギリスのEU離脱問題、米欧の政治不安など、2018年は様々な話題で株式市場は荒れに荒れた。
その影に隠れて投資家にあまり注目されなくなった問題がある。
それはドイツ銀行の経営破綻問題。
ドイツ銀行は2016年にLIBOR金利(ロンドン市場での銀行間金利)の不正操作で25億ドル(2700億円)の制裁金が英米から課せられた。
さらにこれに関わる訴訟も大量に抱えていたり、別件の訴訟も抱えていたりと、とにかくいくら稼いでもお金が足りない。
また経営もうまくいっておらず2015年から3年連続の赤字が続いている。
倒産したら株主は儲かる(多分)
さらにさらに、追い討ちをかけるように2018年11月末には1150億ドル(12兆4000億円)規模とも目されるマネーロンダリング疑惑で捜査の手も入った。
悪材料の宝石箱となったドイツ銀行。
その結果、株価は右肩下がりを続けており1月10日時点の株価は7.49ユーロ。
PBR(株価純資産倍率)は0.25倍であり、理論上は倒産してくれた方が株主にとってはお得な状況になっている。
ただ倒産したら7500兆円とも言われているデリバティブ残高の一部(あるいは全部)が消し飛んで世界が終わるんだけどね。
まあ倒産したらヤバイことはドイツ政府もわかっているから、ドイツ銀行再建のために業界第2位のコメルツ銀行との合併を後押しする方向で動いており、倒産の可能性は今のところ低いと思う。
ただいつ爆発してもおかしくない超弩級の爆弾であることには変わりないから、爆発した際の株式市場暴落を拾えるだけの資金は用意しておくべきである。
それじゃあ、また(・ω・`)