・つみたてNISAと米国株
2019/1/15、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
昨日の日本は成人の日で祝日。
故に証券会社もお休みで、投資信託の基準価額は動かず。
・米国株とOneTapBUY
現地時間1月14日の米株式市場は下落。
前週末比でダウ−0.36%、S&P500−0.53%、ナスダック−0.94%となった。
中国の12月の貿易統計がドルベースで輸出・輸入ともに減少したことで、中国の景気減速懸念から開幕から売り先行の流れ。
アメリカとの貿易戦争の影響とくすぶっていた中国国内の景気不安が、ついにデータとなって表面化した形である。
2018年の新車販売台数も28年ぶりの前年割れであり、思っている以上に中国の景気は良くないのかもしれない。
(・ω・`)指数は−1.56%
OneTapBUYのSPXLは−1.78%
市場全体が下がればハイテク銘柄はもっと下がる。
今週から決算発表が本格化していくるわけだが、さてこの先どうなることやら。
決算シーズンはいつも怖いのぉ・・・。
ARCCの利回りは驚異の9%超え!
つい先日、高配当で人気のiシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)は長期投資&貧乏人には不要なんて記事を書いた。
内容をざっくり説明すると『PFFの配当金+値上がり益』<『S&P500連動ETF(VOOとか)の配当金+値上がり益』となるから長期投資ならPFFはオススメしないって感じである。
ただそれでも、配当金に魅力を感じる投資家は多いだろう。
特に2018年みたいに株式市場の上下が大きな相場環境だと、配当金は安定的で確実性の高いリターンを生むからなおさらであり、それ故にPFFの人気は高い。
でも配当金、特に高配当を望むならPFFより個人的にはARCC(エイリス・キャピタル)をオススメする。
なぜならARCCの配当利回りは9〜10%でありPFFの配当利回り5〜6%の約2倍だからである!
ARCCは中小企業に融資や出資をして利益を得ているのだが、その利益の90%以上を配当にあてるなどの条件で法人税の優遇措置を受けており、それが高配当の理由となっている。
株価の変動はPFF<ARCC
ただ中小企業にお金を貸して収益を得るという特性上、株式市場になると良くも悪くもリスクの大きさが意識されて株価が大きく動きやすい。
上の画像は直近1年のARCC(オレンジ)とPFF(青)の株価の変動をグラフにしたものなのだが、ARCCは−8.12%〜9.81%、PFFは−12.13%〜0%。
リターンのプラスマイナスはさておき、ARCCは最高値から最安値までの落差は−17.93%、PFFは−12.13%であり、株価変動リスクはPFF<ARCCとなっている。
ちなみにARCCはリーマンショックの時に約20ドルから約3.6ドルまで下落しており、その下落率は驚異の−82%!
まあPFFも約50ドルから約14ドルまで、−72%下落してるから似たり寄ったりではあるのだが・・・。
ではそんなARCCとPFFを5年前にそれぞれ10万円分買っていたらどうなっていたのかを確認してみよう(どっちも税金は考慮せず)
PFF=¥122,980(配当利回り6%で計算)
ARCC=¥135,700(配当利回り9%で計算)
結果は配当利回りの高いARCCの勝ちとなった。
まあ配当利回りがPFFよりいいから当然といえば当然かもしれない。
『安定性+高配当のPFF』か『不安定+超高配当のARCC』か。
あなたな〜らどうする〜。
それじゃあ、また(・ω・`)