・つみたてNISAと米国株
2019/1/24、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−1.29%
楽天VTIは前日比−1.50%
昨日の大幅安でガクンと下がっている。
またちょいと不安定な環境になってきたかな?
・米国株とOneTapBUY
現地時間1月23日の米株式市場は上昇。
前日比でダウ+0.70%、S&P500+0.22%、ナスダック+0.08%となった。
寄り付きはIBMやプロクター&ギャンブル、ユナイテッド・テクノロジーズなどの良決算を受けて大幅高。
しかし買い一巡後は売りが強まり一時マイナス圏に沈む場面もあった。
(・ω・`)指数は−0.02%
OneTapBUYのSPXLは+0.85%
良決算銘柄は買われたがそれ以外は売り優勢で、相場全体を見るとやや軟調といった感じだったのである。
リスクオフ時の金はやっぱり強い
2018年、世界の株式市場は荒れに荒れた。
そのせいか安全資産とされる「金」に資金が流れており、世界最大の金ETF「SPDRゴールド・シェアーズ」や「金地金」の保有量を増やす投資家が増えている。
だが果たしてその判断は正しいのだろうか?
長期的にみて金への投資がどの程度のリターンを生み出したのかをちゃんと確認してみよう。
上の画像は1968年末を100とした場合のS&P500と金(ドル建) の50年チャートである。
金は50年で約300倍、S&P500は約240倍であり、なんと驚き桃の木山椒の木、金の方がリターンが良い。
特に2001〜2012年、アメリカでの同時多発テロからリーマンショックの発生で、地政学的危機&金融危機で「金」の需要が跳ね上がった。
その後、株式市場の復活でガクンと下がっているが、それでもS&P500を上回るリターンを維持している。
もしや金への長期投資は有効なのだろうか?
長期積み立て投資ならS&P500の方が優れている
でも一つ考えてみてほしい、はたして50年ものあいだ金を保有していられるだろうか?
我が輩は多分ムリである。
なぜなら金は1980年の高値843ドルを超えるのに28年の歳月を要したから。
その間、S&P500は右肩上がりを続けており最高値を更新し続けてきた。
そんな状況下で金を持ち続けられる人は頭がおかs・・・じゃなくて、とっても意思の強い0.01%の稀有な存在だろう。
ただ50年持ち続けることが難しいというのはS&P500への投資も同じこと。
となると積み立て投資を行うのが現実的なわけだがその場合、金とS&P500、どちらのリターンが優れているのか?
結論からいうとS&P500である。
右肩上がりこそ正義
1968年末〜2017年末までの50年間、年末に2万円ずつ計100万円の積み立てを行った場合、2018年末時点のリターンはS&P500が約3.4倍で金が2.49倍。
なぜ一括投資と積み立て投資で勝者が変わるのか。
金は1980〜2000年まで右肩下がりを20年近く継続したうえに、2018年末時点で最高値から30%も下落している。
S&P500も低迷した時期はあったが最高値を更新し続けており、リーマンショック後から約2.8倍の上昇で一気にリターンが改善された。
長期積み立て投資では右肩上がりを続けることが何より重要であり、右肩下がりを20年続けた金は長期積み立て投資には不適格だったのである。
この先どうなるかはわからないが、長期積み立て投資なら右肩上がりを続けているS&P500への投資がやはり無難だろう。
それじゃあ、また(・ω・`)