・つみたてNISAと米国株
2019/1/25、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.21%
楽天VTIは前日比+0.14%
ガクンと下がりじわりじわりと上げていくって感じであるな。
地政学的リスクや決算発表で上にも下にも振れる可能性があるから怖いのぅ・・・。
・米国株とOneTapBUY
現地時間1月24日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ−0.09%、S&P500+0.14%、ナスダック0.68%となった。
米中貿易交渉が難航しているとの報道でダウ平均は売り先行。
だが取引開始前の半導体企業の良決算が相場全体を下支えした。
(・ω・`)指数は+1.02%
OneTapBUYのSPXLは−0.46%
外部環境はイマイチながらも良好な企業決算はいい材料。
来週からはアマゾンやグーグル、アップルといった市場への影響が大きい銘柄の決算発表がある。
とりあえずそこを乗り切れば少しはホッとできるだろう。
高純度フッ化水素は日本企業がシェア100%
・2019年7月1日追記
2019年6月30日、日本政府による韓国への経済制裁が行わると報道された。
7月4日から輸出規制を強化するとのことらしく、その対象の一つにエッチングガス(高純度フッ化水素)が含まれており、韓国半導体製造企業の業績を直撃する可能性がある。
ブラックスワン発生の確率が若干上がったぞ・・・|・ω・`)
・2019年1月25日筆記
最近、日韓関係がアレであるな。
まあこのブログは投資ブログだから詳細にふれる気はないのである。
が、このままいくと日本が経済制裁を韓国に課す可能性がある。
そしてその選択肢の一つに「高純度フッ化水素禁輸」がある以上、それが現実となった場合に株式市場がどうなるかは投資家として考えておくべきだろう。
まず「フッ化水素」とは何かって話しだが、フッ酸とも呼ばれ人体にとってはかなり有毒であり1.5g飲めばお陀仏。
だが高純度のフッ化水素は半導体を作るのに不可欠なものであり、これがないと世界から半導体が消滅する。
そして高純度のフッ化水素を作っている世界中で日本企業のみ。
調べた感じだと「ステラケミファ」「森田化学工業」「ダイキン」「昭和電工」の4社かな?
つまり日本が他国に対してフッ化水素禁輸措置を取ると、半導体が作れなくなり半導体製造企業は大打撃を受けることになるわけである。
サムスンどころか韓国が終わる
さて、ここからが本題で、もし日本が韓国に「高純度フッ化水素禁輸」制裁を課した場合どうなるかだが、単刀直入にいうとサムスンやSKハイニックスといった半導体製造企業が倒産して韓国がご臨終する。
韓国の経済は半導体輸出に依存しており、サムスン1社でGDP(国内総生産)の約15%を占める。
このサムスンに加えて他の半導体製造企業も倒産すれば韓国にとっては致命傷。
そしてそうなれば韓国の株式市場は暴落。
そのショックは瞬く間に世界中の株式市場に波及し、連鎖的な世界同時株安をもたらす可能性大である。
名付けるならば「サムスン・ショック」!
サムスン・ショックの影響は長期化しない
もしサムスン・ショックが発生した場合だが、個人的には買い場だと思っている。
世界の半導体シェア1位がサムスンで3位がSKハイニックス。
当然この2社が倒産すれば半導体の供給が追いつかなくなり、スマートフォンやパソコンなどの製造に悪影響を及ぼす。
アップルはiPhoneを作れなくなり、クラウド事業を展開するアマゾンやマイクロソフトも辛い。
だがそれも一時的なもので、インテルやマイクロン・テクノロジーなど、他の半導体製造企業が「今がチャンス!」とばかりにシェア獲得のために奮闘するだろう。
サムスン・ショックの影響は長期化しないというのが我が輩の見立てである。
まあそもそも日本が高純度フッ化水素禁輸措置を取るかも定かではないし、韓国はフッ化水素の輸入先を日本から中国(日本企業の中国工場生産分)に切り替えたって話しもあり、サムスン・ショックの発生確率自体が低いとは思う。
でもだからこそのブラックスワンであり、一応頭の隅に置いておくと慌てないですむだろう。
それじゃあ、また(・ω・`)