・つみたてNISAと米国株
2019/1/28、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前週末比+0.63%
楽天VTIは前週末比+0.53%
決算発表次第で市場が大きく感じだから今週はちと怖いのぉ・・・。
・米国株とOneTapBUY
現地時間1月27日の米株式市場は下落。
前週末比でダウ−0.84%、S&P500−0.78%、ナスダック−1.11%となった。
キャタピラーとエヌビディアが残念決算となった。
両社ともに中国の需要減が売上高へ大きく響いた。
この結果を受けて中国の景気減速懸念が広がり幅広い銘柄に売りがでた。
(・ω・`)指数は−2.71%
OneTapBUYのSPXLは−2.53%
保有銘柄が残念決算に巻き込まれる形で下落した。
ただビザとアマゾンは中国の景気減速が売上高に直接的な影響はないはずだから、数日後に控えた両社の決算は大丈夫・・・なはず。
不人気+連続増配高配当が最強?
「ウォール街のランダムウォーカー」と並び、投資家なら必読みたいにいわれるジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」
この中でシーゲル氏はタバコ銘柄への投資の有効性を大いに語っている。
タバコ銘柄は不人気で株価は常に安かったがそれでも成長を続け、高い配当利回りをてきた。
それ故に20世紀において配当再投資リターンが最も良かったのがフィリップモリス(PM)だったとのこと。
そういった理由でシーゲル派を名乗る投資家に人気があるタバコ銘柄だが、2017年6月以降フィリップモリスもアルトリアグループ(MO)も株価が最高値から−40%の暴落となっており「ねぇ、今どんな気持ち?」って感じである。
ただ今のこの状況は、シーゲル派であるならばむしろチャンスだととらえるべきではなかろうか。
不人気+連続増配高配当の条件を満たし、なおかつ今後の業績もグリーンオーシャンと呼ばれている大麻関連で期待ができるからである。
アメリカでも大麻合法化の動きがある
医療用大麻を生産・販売するクロノス・グループ。
2018年12月、この会社にアルトリアが18億ドル(約2000億円)の投資を行った。
この額は大麻産業への投資額としては世界一の規模であり大きな話題となった。
世界中でタバコへの風当たりが強くなり、生き残りに必死なタバコ企業が大麻産業に活路を見出して図であるな。
2018年10月にカナダで医療用のみならず、娯楽用の大麻が解禁されたことが話題となったが、昨今はなんだか大麻の合法化が世界の流れのような感じになっている。
実はアメリカでも2018年12月に「産業用大麻(ヘンプ)栽培の合法化」が含まれた法案にトランプ大統領が署名をしている。
またニューヨーク州知事がニューヨークでのマリファナ合法化計画を発表したり、2020年のアメリカ大統領選候補者が大麻合法化を主張したりと、アメリカもなんだか合法化の流れを少しずつ形成している雰囲気。
アルトリアグループが大麻配合タバコを販売する?
大麻合法化の流れがあるが、このままいくと小売業者が乱立して政府が大麻の使用状況や流通の管理が難しくなったり、ブラックマーケットの拡大で反政府組織の勢力拡大につながりかねない。
そうなるくらいなら、政府としては信頼のおける企業が大麻市場で大きなシェアを得ることを望むだろう。
そうなったら第一候補となるのは大麻産業への投資を行うタバコ企業、アルトリアではないだろうか。
商品の流通も管理しやすいし税金もちゃんと確保できる。
タバコへ大麻を配合する形にすれば、依存性の調整なども可能だろう。
もしアルトリアが大麻配合タバコの販売にいたった場合、おそらくシーゲル派は過去の栄光をなぞれるかもしれない。
なぜかというと、大麻絡みで訴訟の嵐にあいそれが嫌気され株価は上がらない。
だが依存性のあるニコチンと大麻の組み合わせで売り上げは堅調で連続増配は続く。
完全に20世紀最大の配当再投資リターンをもたらしたフィリップモリスの流れである。
実際には大麻配合タバコが発売されるかはわからないし、合法化がこのまま進むとも限らない。
ただシーゲル派はシーゲル氏の主張を信じるのであれば、リスクを負ってでもアルトリアへの投資を継続すると20年30年後に片手団扇のウハウハ生活ができるかもしれない。
それじゃあ、また(・ω・`)