・つみたてNISAと米国株
2019/2/20、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.04%
楽天VTIは前日比−0.01%
二つの投資信託が逆の動きを見せたが差し引きプラスである。
この調子なら2月はプラスで終えられるかもしれぬ。
・米国株とOneTapBUY
現地時間2月19日の米株式市場は上昇。
前週末比でダウ+0.03%、S&P500+0.15%、ナスダック+0.19%となった。
ワシントンで行われている米中貿易協議期待から底堅い雰囲気を醸し出している。
ただFOMC議事録の公表前日ということもあり、引け間際には利益確定の売りに押されて上げ幅を縮小した。
(・ω・`)指数は+0.79%
OneTapBUYのSPXLは+0.56%
アマゾンが中国のECサイト「コアラ」を合併しようと交渉しており、中国でのシェア拡大期待から1%を超える上昇を見せてくれたのである。
ただ中国での活動は中国政府の意向で左右されるから、すんなりいくとは思えないけどねぇ・・・。
社債には株式と違い返済義務がある
企業の資金調達の方法には様々あるがその内の一つに「社債」がある。
株式との違いだが「株式購入=企業への出資」であり、その企業の保有者として株価上昇や配当といった業績の恩恵を受け取れる。
反面、企業の保有者、いってみれば自分の会社に自分でお金を出しているわけだから、企業側は株式で得た資金には返済義務が伴わない。
一方で社債は「社債購入=企業へお金を貸す」行為であり、企業側が「誰かお金を貸してください」といって発行するもの。
簡単にいうと社債は借入証明書であり、社債を発行した企業には社債購入者への返済義務がある。
低金利が続くアメリカでは様々な企業が最近社債をたくさん発行しており、タバコ大手のアルトリアグループ(MO)が115億ドルだったり、航空機大手のボーイングも15億ドルだったりと、結構な規模の社債発行という名の借り入れを行なっている。
リーマンショックの再来は勘弁だ
FRB(米連邦準備理事会)は利上げ停止を示唆しており、これが企業の社債発行に拍車をかけるかもしれない。
金利が低いうちに社債を発行しておけば社債購入者への支払利息が安くすむ。
つまり金利が上がる前に社債で資金調達するのがお得なわけだが、下手したら各企業が社債を大量に発行して社債バブルが起きかねない。
前述の通り社債には返済義務があり、また何年何月が満期といった期限もきれらている。
多少の社債であれば返済は可能だろうが、バブルのように大量の社債が発行されて万が一、一部でも返済できない見通しの企業が増えれば、信用ショックを生み出し金融市場への影響は大きい。
2018年にもゼネラル・エレクトリック(GE)が業績低迷により、社債の返済が滞るのではないかとの不安からGEの社債が急落する出来事があった。
また重要なことは社債を集めたETFなどはレバレッジ取引が可能であり、これにより投資家が本来の適切なポジション以上のリスクを負っているということだ。
まあ簡単にいうと、リーマンショックと同じような状況に社債市場は足を踏み入れる(入れている)可能性があるということ。
個人だろうと企業だろうとお金を借りるときはよく考えた方がいい。
身の丈に合わない借り入れは破滅をもたらすことうけあいである。
それじゃあ、また(・ω・`)