・つみたてNISAと米国株
2019/6/5、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−0.23%
楽天VTIは前日比−0.48%
昨日、2019年6月分のつみたてNISAが約定したのである。
今日の大幅上昇前の約定になったぞ。
ラッキー(*゚∀゚*)
ただ今月末は日本の大阪でG20があり、そこでの米中首脳会談の有無&会談があった場合の内容に神経をとがらせることになりそう。
個人的には「会談無し」or「会談あっても成果無し」が本命。
まあG20が迫るにつれて様々な報道が飛び交い、それに合わせて株価も上下する展開になりそうである。
・米国株
現地時間6月4日の米株式市場は大きく反発。
前日比でダウ+2.06%、S&P500+2.14%、ナスダック+2.65%となった。
(・ω・`)指数は+3.34%
楽天証券のSPXLは+5.47%
米中貿易協議再開期待とFRBによる金融緩和期待で大幅高。
今までどっちも期待剥落の状態だったから、再度期待が高まったことで投資家が一斉に買いに傾いた。
浮足だってんね〜、ちょろいね〜。
期待感が高まり過ぎて「噂で買って事実で売る」パターンか〜?
個人的には米中貿易協議が再開しても成果無しで、それに対応するための利下げを含めた金融緩和も効果薄だと思うんだよね。
金融緩和で貿易戦争は解決しない
今アメリカ全体を覆っている景気減速or後退不安の大元は、アメリカvs世界各国の貿易戦争によるものとみていいだろう。
輸入品の関税が上がればそれは販売価格に転嫁され、消費者のお財布を直撃し消費が冷え込む。
販売価格に転嫁しない企業もあるだろうが、それは企業が関税増加分を負担しているに過ぎず、企業業績低迷につながる。
どう転んでも、このままアメリカvs世界各国の貿易戦争が続けばアメリカの景気は減速or後退する。
それに対処するためにFRBのパウエル議長は「景気拡大を持続させるために適切に行動する」と述べ、利下げを含めた金融緩和を実行する可能性を示唆した。
そんなん無意味じゃ(ノ・ω・)ノ
利下げとか量的緩和で今回の景気減速or後退は解消されない。
なぜならそれはアメリカ国内でお金をどうこうするって話であり、根本的な原因であるアメリカvs世界各国の貿易戦争を解消するものではないからである。
企業は貿易戦争による先行き不透明感から設備投資や生産を絞っており、これはいくらお金が国から供給されようとそう簡単に解消されるものではない。
ムダに作っても余剰在庫を抱えるだけだからね。
この先実際にFRBが金融緩和を行ったとしたら、株式などの金融資産はいっとき大きく上昇するかもしれない(事実で売りのパターンもあるけど)
ただそれは実態経済とは掛け離れたバブル的な上昇であり、経済指標の発表で金融緩和の効果を確認できなければバブルは弾け、株式市場及び投資家は大火傷を負うことになるだろう。
金融緩和は禁断の果実。
甘い誘惑に飛びついて「限界まで資金投入→暴落で退場」はしないように気をつけてね・・・|・ω・`)
それじゃあ、また(・ω・`)