・つみたてNISAと米国株
2019/6/8、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比+0.67%
楽天VTIは前日比+0.68%
6月に入ってからアメリカの利下げ期待でアメリカと先進国の株価は上昇傾向。
つみたてNISAもしっかりとその恩恵を享受しており我が輩の資産も増加中。
まあ5月末頃はショック安でマイナスに転じてたんだけどね。
・米国株
現地時間6月7日の米株式市場は続伸。
前日比でダウ+1.02%、S&P500+1.05%、ナスダック+1.66%
(・ω・`)指数は+3.83%
楽天証券のSPXLは+2.75%
5月の米雇用統計がかなり弱く利下げ期待がさらに加速しリスクオンも加速。
軟調な経済指標を認識しておきながら金融緩和期待で上がるのは、不健全とも言える相場環境、言ってしまえばバブルの気配。
まあ景気減速前に利下げするのはいいとして、大事なのは「利下げしたあとの経済指標がどうなるか」である。
景気下支えのために利下げしたのになにも効果がないとなったら?
そんなの言わずもがな。
ここから先はバブル発生の覚悟とその際の恩恵享受&バブルが弾けた時の備え。
どちらにも対応できる体制を整えておくべきだろう。
短期的にはナシ。長期的にはアリ。
2018年1月から鳴り物入りで始まったつみたてNISA。
毎月一定額を積み立てるという行動は貯金に似ており、つみたてNISAは「感覚的には」貯蓄に近しいかもしれない。
ゆえに、つみたてNISAを貯金がわりに使うという発想をお持ちの方もいるかもしれない。
しかしそれは間違いである。
いや、正確にいうとつみたてNISAを貯金がわりに使うのは「短期的にはナシ」で「長期的にはアリ(かもしれない)」だというべきか。
・「短期的にはナシ」の理由
貯金は短期だろうと長期だろうとマイナスにはならない。
でもつみたてNISAは短期的にはマイナスになる可能性が結構高い。
上の画像は2018年1月8日〜2019年6月8日までの、我が輩のつみたてNISAの評価損益率の動きを示したものである。
我が輩が積み立てているのは「たわらノーロード先進国」と「楽天VTI」
どちらも株式100%の投資信託である。
約1年半で評価損益率のレンジは−15%〜+11%と大きく波打っている。
こりゃあ貯金なんて到底言えないのである。
安定性がまったくもって皆無。
2018年1月8日〜2019年6月8日の間に急な出費が発生し、つみたてNISAの保有投信を売らなくちゃいけなくなっていた場合、 タイミングによってはがっつり損をしていたのである。
・「長期的にはアリ」の理由
投資は元本がマイナスになるリスクが常につきまとっているが、長期的にはプラスリターンになる確率が高いということがわかっている。
上の画像は2016年9月の金融庁の金融レポートに掲載されたものなのだが、株式・債券などへ投資を行った場合、保有期間が5年という短期(投資の世界において)ではリターンがマイナスになる可能性が指摘されている。
その一方で保有期間が20年という長期であれば、マイナスになった株式・債券は存在しなかったとのことである(金融庁調べ)
ただこれは過去のデータであり、この先の20年がそうだとは限らないことも念頭にはおいておこう。
99%プラスになると信じておいて、1%の最悪も覚悟する。
それができるならつみたてNISAを長期的に貯金がわりに使うのは「アリ」である。
貯金&投資の組み合わせがベスト
短期だろう長期だろうと、価格変動がある資産に投資すればマイナスになる可能性はつきまとう。
ゆえに、絶対に失いたくないお金はそういった資産に投資するべきではない。
投資は覚悟を持って臨むか、余剰資金で行うのがベストなのである。
個人的にベストだと思うのは貯金&投資の組み合わせ。
いま月に2万円貯金しているならそのうちの5千円を投資に回すとか、そういったやり方。
貯金と投資、どちらか一方に偏るのではなく、自分の納得のいくバランスでの資産運用をオススメしたいのである。
リスクを理解して覚悟と自己責任のもと投資を行えば、将来少しは余裕も持って暮らせるかもしれない。
我が輩はそんな考えのもと投資をしている。
それじゃあ、また(・ω・`)