・つみたてNISAと米国株
2019/6/11、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前週末比+1.11%
楽天VTIは前週末比+0.92%
よしよし、上昇が続いていい感じ。
今のうちにプラス幅を広げて月末のG20に備えておくれよ。
米中首脳会談がらみで大きく下げる可能性があるからさ・・・。
・米国株
現地時間6月10日の米株式市場は続伸。
前週末比でダウ+0.30%、S&P500+0.47%、ナスダック+1.05%
(・ω・`)指数は+3.14%
楽天証券のSPXLは+1.30%
アメリカの対メキシコ関税引き上げが見送られたことで安心感から買い優勢。
ただ先週から続伸が続いており(ダウは6日間、S&P500とナスダックは5日間)、上昇にそこまでの勢いはなかったのである。
100万という数字は事実だが実態ではない
口座数が100万を超えたつみたてNISA。
昨日の記事でも少しふれたが、そのおめでたい出来事の裏に隠された「衝撃の事実」を今回はお伝えするのである。
まずはこちらの画像を見てほしい。
上の画像は金融庁が公表した報道発表資料の1ページ。
「つみたてNISA買付額別口座数」なのだが、この中に「衝撃の事実」がはっきりと書かれていることにお気づきだろうか。
「なるほど、わからん(ノ・ω・)ノ」って人のために、もう一つ画像を用意したのである。
オレンジ枠の中とオレンジ下線が引いてあるところに着目してほしい。
オレンジ下線が引かれたところには、「「0円」欄に記載の各口座数は、平成30年1月1日〜12月31日中に一度も買付けがなかった口座数」と書いてある。
そしてオレンジ枠の中に目をやると、「0円、全年代、433,105」と記されている。
そう、これはつまり、「2018年中に一度も買付けが行われていないつみたてNISA口座が約40万口座ある」ということなのである。
2018年末時点のつみたてNISA口座数は約100万口座。
そのうち2018年中に一度も買付が行われていない口座が約40万口座。
つまり実際に稼働している口座数は約60万口座であり、金融庁が大々的にアピールしている「100万」という数字は「事実ではあるが実態ではない」のだ。
稼働率に年代ごとの大きな差はない
100万口座のうち動いているのは60万口座。
つまり稼働率60%なわけだが、年代によってこの稼働率に差はあるのかどうか。
それを確認するために「つみたてNISA買付額別口座数」を比率グラフにしてみたのである。
どの年代も概ね「0円口座」は40〜45%前後って感じで、稼働率に大きな差はみられないと言ってもいいかな。
80歳代以上だけが60%を超えているけど、年齢的に恩恵を得られるかどうかって感じだから、積極的に利用する人が少ないのは仕方がないだろう。
にしてもグラフにするとわかりやすいね。
つみたてNISAの利用は「0円口座」と「0円超〜20万円以下口座」が中心で、「20万円超〜40万円以下口座」は少なめ。
利用消極層「40%」、利用中立層「40%」、利用積極層「20%」ってな具合。
この先のつみたてNISAの課題は消極層をどうやって中立〜積極層に移行できるかであるな。
プログラミングが小学校で必修化されたみたいに「金融」を必修化して、子供の頃から金融リテラシーを高めるってのもありではなかろうか。
極秘資料のリンクペタペタ
はい、ということで「つみたてNISA100万口座突破の裏に隠された衝撃の事実」はいかがだっただろうか。
我が輩のコネと情報収集能力をフルに使って得た金融庁の極秘資料(誰でも金融庁のホームページで閲覧可)で日本の闇を暴いてしまったぜ。
もしこのブログの更新が途絶えたらそういうことだと思っておくれ・・・。
くぅ・・・ジャーナリズムの辛いところだぜ・・・(つД`)
なんてね。
今回、我が輩が手に入れた極秘資料の全文・全内容が気になる人もいるだろうから、それのリンクを貼っておくのである。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20190524/01.pdf
それじゃあ、また(・ω・`)