大和証券グループはオタクほいほい証券グループ
2019年6月12日、大和証券投資信託委託が投資体験アプリ「iFreeタッチ」をリリースした。
バーチャル・コンシェルジュ「リーナ」との会話で投資を学びつつ、仮想資金を使って大和証券投資信託委託が提供する投資信託「iFreeシリーズ」への投資をゲーム感覚で体験できる。
大和証券がこれとは別につみたてNISAでルパン三世とコラボしてるし、大和証券グループのオタク文化への理解とフットワークの軽さは証券会社界隈では随一だろう。
そういうところ、嫌いじゃないよ(`・ω・´)
ちなみにオタク兼投資家の我が輩はすでに「iFreeタッチ」のダウンロード&プレイを始めている。
ってなわけで、今回はオタクと投資家、両方の視点から「iFreeタッチ」の感想を述べていくのである。
オタク視点での感想
まず一も二もなくバーチャル・コンシェルジュの「アイ・F・リーナ」ちゃんが良き(*´Д`*)
キャラクターデザインはイラストレーターの森倉円さん。
この方はバーチャルユーチューバー四天王の一人、親分こと「キズナアイ」の生みの親(界隈的に言うとママ)その人である。
ふぅ〜オタクに媚びてく〜。
ふぅ〜そして見事につられる我が輩〜。
リーナちゃんはかわいらしさがありつつもお姉さん的、かつ母性的な雰囲気でバブみを感じる(←オタク特有の気持ち悪い発言)
画面のリーナちゃんをタップするとおしゃべりができて、こっちに日常会話的な質問してきたり、投資に関わる知識を教えてくれたりする。
おしゃべりにより親密度ゲージがたまっていくから、ついついおしゃべりが弾んでしまうのである(´∀`*)
ただボイスつきじゃないのが残念だ・・・。
アプリ立ち上げた時に「おはようございます」とか言ってほしい!
とまあオタク視点での気持ち悪い語りはこのぐらいにしておこう。
感想としては100点満点中の100点である!
ボイスがあれば100点満点中の120点を与えることになんのためらいもない!
大和証券投資信託委託さん、アップデート期待してまっせ|・ω・ )
投資家視点での感想
ではここから投資家視点での感想にはいる。
挑戦的で面白いアプリだとは思うのだが「iFreeダービー」というランキング形式のイベントに疑問を感じている。
「iFreeダービー」とは一定期間(第1回は7月1日〜9月30日の3ヶ月間)内の運用成績をユーザー同士で競い合う賞金つきのランキング形式イベント。
これにより「投資=ギャンブルの考えが助長されてしまうのでは?」との危惧を個人的にもっている。
3ヶ月という短期間での投資は、たとえ指数への投資でも外部環境によって大きく資産が増減する。
2018年10月1日〜12月31日の3ヶ月間でS&P500が約15%も下落したのは記憶に新しい。
それに短期間で大きなリターンを求めようとすると、売って買って売って買ってを繰り返すタイミングを見計らった取り引きになりがち。
そんな投資で資産を増やせるのは極一部の天才か豪運の持ち主だけである。
大多数の人はどんどん資産が減っていき「ああ、やっぱり投資はギャンブル要素が強いんだな」という結論に達してしまうのではないだろうか。
iFreeダービーはiFreeタッチ利用者の健全な金融リテラシー生成の弊害になりそうで、良心的な投資家面では賛成しかねるというのが率直な感想。
だがそれと同時に、利益を求めるという投資家の本能に従って正直に言えば、「賞金付きのイベントは魅力的だ」というのも本音だったりする。
賞金は正直ほしい(←おい)
以上がiFreeタッチのオタクと投資家、両方の視点での感想である。
オタク視点ではリーナちゃんのかわいさで高評価をつけさせてもらったが、投資家視点ではiFreeダービーへの疑問と本音を語らせていただいた。
iFreeタッチは投資に興味がない若者(特にオタクよりの)が投資に初めてふれるきっかけにはなると思う。
ただiFreeダービーのせいで短期売買を繰り返し行い「ランキングを上げて賞金を得ることが主目的になってしまうのでは?」「その結果、投資のイメージが悪くなるのでは?」との心配はしている。
まあそんな感じで気になる点はあるものの、リーナちゃんがかわいいから少しでも興味を持ったのであればダウンロードしてみてはいかがだろうか。
リーナちゃんと仲良くなりつつ投資を学び、そして賞金をもらおう(←賞金が主目的のやつ発見)
それじゃあ、また(・ω・`)