・つみたてNISAと米国株
2019/6/27、7:00時点での状況だよ。
・つみたてNISA
たわら先進国は前日比−0.80%
楽天VTIは前日比−0.93%
こりゃあきっついきっつい。
米中首脳会談の行方次第ではもっと下がることを覚悟せなばな・・・。
・米国株
現地時間6月26日の米株式市場は高安まちまち。
前日比でダウ−0.04%、S&P500−0.12%、ナスダック+0.32%
(・ω・`)指数は+0.89%
楽天証券のSPXLは−0.22%
寄付き好調なスタートとなったが、週末に迫る米中首脳会談を前に持ち高調整売りがでた。
また昨日の夕方ごろに報道各社が報じたムニューシン米財務長官の「米中通商交渉は90%完了している」発言が、取引時間中に「90%完了していた」に各社が訂正したことも下落の要因か(昨日の夕方に先物買った人ブチギレ案件)。
加えてトランプ大統領が「習近平国家主席との交渉がうまくいかなければ、3000億ドル分に10%の追加関税を課すこともあるだろう」との考えを述べており不安が否応なしに高まっている。
投資家のみなさーーーん!ちゃんと寝れてますかーーー!!
っていうか生きてますかーーー!!!
ラッセル1000・2000・3000
アメリカの大型株を代表する指数といえばダウ平均とS&P500。
その逆、小型株を代表する指数がラッセル2000である。
アメリカのラッセルインベストメント社が1984年に開発した指数で、ラッセル2000の他にラッセル1000とラッセル3000も存在している。
ラッセル3000はアメリカの上場企業の時価総額上位1〜3000位を指数化したもので、そのうち時価総額上位1〜1000位がラッセル1000(1000銘柄)、時価総額1001〜3000位がラッセル2000(2000銘柄)となっている。
ラッセル2000が小型株指数と言われているのは、ラッセル3000がアメリカの上場企業の時価総額の95%占めているのに対して、ラッセル2000は銘柄数こそ2000あれど時価総額に占める割合が10%ほどの小型株の集まりだからである。
炭鉱のカナリアとも呼ばれるラッセル2000
ラッセル2000は小型株の集まりであるがゆえに景気の動向や先行きに敏感であり、ダウ平均やS&P500と言った大型株式指数を先回りして動く傾向がある。
ラッセル2000が高値をつけた数ヶ月後にダウ平均やS&P500が高値をつけて、そこから下落していくケースが過去の急落・暴落局面でみられた。
2018年10月から12月末の下落局面でも、ラッセル2000が8月31日に高値をつけた約1ヶ月後にダウ平均が高値をつけてそこからみるみる下げていった。
そして2019年5月以降の動きが、2018年10〜12月末に似た動きになっていることをご存知だろうか。
2019年5月6日にラッセル2000が今年の高値をつけそこから下落の一途。
そんな中でダウ平均は6月20日に4月23日につけた今年の高値を更新。
・・・不穏な気配だ|´・д・)
好調なダウ平均やS&P500とは裏腹な動きをみせるラッセル2000。
これは一部の投資家が「アメリカの景気がこのさき減速する可能性あり」と判断しているということである。
2009年6月から始まったアメリカ景気拡大期。
7月には過去最長の120ヶ月を超えて歴代最長記録を更新するわけだが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを示唆していたり、炭鉱のカナリアであるラッセル2000が下げていたりと、記録更新が長続きしない可能性は充分にあるだろう。
それじゃあ、また(・ω・`)