総口座数も総買付額も順調に増加中
2019年7月3日、金融庁から「NISA口座利用状況調査(2019年3月末時点)」が公表された。
外部リンク…NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について:金融庁
この調査結果にはつみたてNISAに関する情報も含まれている。
詳しいことは各自で確認していただくとして、とりあえず重要そうな「総口座数」と「総買付額」は我が輩が一枚の画像にしておいたのである。
2018年12月末〜2019年3月末の3ヶ月間で、口座数は+22.9%増の127万4,188口座。
総買付額は+43.1%増の1,332億573万円。
いやはや、いい感じに伸びてますなぁ〜(*゚∀゚*)
総買付額にいたってはついに大台、1,000億円を突破してるじゃないかね。
この調子なら年内に総口座数150万突破は確実で200万口座もねらえそう。
総買付額も高確率で2,000億円超え、なんだったら2,500億円も視野に入っている。
いいぞいいぞ。
あとは口座稼働率が上がれば万々歳だ。
2018年12月末時点の口座稼働率は約60%
順調に伸びているつみたてNISAの総口座数だが、実は稼働率はお世辞にも高いとは言えない。
まあ低いわけでもないんだけどね。
上の画像は金融庁が2019年5月31日に公表した「NISA口座利用状況調査(平成30年12月末時点(確報値))」の1ページ。
それの着目すべき点に、我が輩がオレンジ線・枠を記したものである。
2018年1月1日〜12月31日までの期間中、一度も買い付けが行われていないつみたてNISA口座が、実は433,105口座もあるのだ。
これは総口座数の約40%であり、つみたてNISA口座の稼働率は約60%ほどということ。
これを踏まえると、2019年3月末時点で約127万口座あるつみたてNISA口座だが、実際の稼働口座数は約72万口座ほどで、実態は100万の大台に乗せていないのである。
うむむむ・・・ここをどうあげていくかが今後の課題であるな。
口座開設時に証券会社がオススメの投資信託を紹介するとか?
いや、それは色々と問題がおきそうか・・・。
最初の1年間は元本を保証するとか?
いや、これもまずいな・・・。
マイナスになった場合、誰が補填するんだって話し。
税金はもってのほかだし証券会社に負担させるわけにもいくまい。
やっぱり金融庁による地道な広報。
そして投資ブロガー・投資ツイッタラーのみなさんにがんばっていただくかねぇ(*ΦωΦ) ←人ごと
それじゃあ、また(・ω・`)