米国株・つみたてNISA 保有状況
2019/8/17時点での米国株とつみたてNISAの保有状況だよ。
米長短金利の逆イールド発生から一夜明け、落ち着きを取り戻し大きく上昇した現地時間8月16日の米株式市場。
この頃、世界各国がとにかく景気後退に怯え利下げに舵を切りだし、それに伴った債券価格と金利の動向に株式市場が大きく左右される日が続いている。
最近の主役は債券、特に国債の利回りを基準に株価が動いている感じ。
そんな中で、アメリカが超長期債の発行を再検討しているとのニュースが流れてきた。
外部リンク:米財務省、期間50年や100年の超長期債の発行再検討-金利急低下受け - Bloomberg
再検討と書いてある理由は、2017年にもアメリカは超長期債の発行を検討していたらしい。
まあその時は反応が悪かったらしく「保留」になったとのことである。
今アメリカが発行している国債でもっとも期間が長いものが30年。
再検討されているのはそれをはるかに上回る期間の50年や100年といったもの。
今のような低金利のタイミングで超長期債を発行すれば、発行時の金利を低く設定できるから非常にいいタイミングかもしれない。
がしかし、アメリカが超長期債を発行したら株や債券(社債・国債)が暴落する可能性があるんじゃないかと個人的には思っている。
米100年債の利回りは4%近くもありえる
いま世界は景気後退懸念の状況でありリスクオフの様相が強い。
それでも投資家は少しでも良いリターンを追求するために、株を売り比較的安全かつ利回りのよい債券(社債・国債)を買っている。
そんな状況下で50年、100年といった米超長期債が発行されたらどうなるだろうか。
基本的に債券というのは期間が長ければ長いほど金利が高くなる。
米30年債の利回りは約2%(2019年8月17日時点)
これを基準に考えると米50年、100年債の利回りは2.5〜3%超、100年債はもしかしたら4%近くになる可能性もある。
破綻する可能性が限りなく低いアメリカが、100年ものあいだ4%近い利息を払ってくれる。
景気後退懸念&世界的な低金利モードの状況で、こんなの出てきたら株買う意味ある?
100年後もあるかどうかわからない企業や国の債券買う意味ある?
いや、ない(反語)
もし米超長期債が発行されたら、たぶん結構な額のお金が株や債券から米超長期債に流れて、株・債券市場に一波乱もたらすのではと思っている。
ふふふふふ・・・なんかワクワクしてきたぞ・・・。
リーマンショックに続けて、またアメリカが金融市場崩壊の爆心地になったりして。
それじゃあまた(・ω・`)