米国株・つみたてNISA 保有状況
2019/9/7の米国株とつみたてNISAの保有状況だよ。
米時間9月6日の米株式市場は強弱入り混じった動きとなった。
フェイスブックがやグーグルに反トラスト法(独占禁止法)違反で調査が行われるとのニュースでハイテク銘柄が弱含み。
だがその一方で、パウエルFRB議長がスイスで行われた討論会において、約二週間後の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを示唆するような発言をし、それが相場全体を支えることになった。
利下げ示唆と取られたのは「経済の成長の持続に適切に行動する」との発言。
7月のFOMCで先行き不透明感から0.25%の利下げを実行したわけだが、不透明感の代表格である米中貿易戦争が7月時点から進展していないことを考えると、利下げの流れを継続しそうな雰囲気。
また8月の米ISM製造業景況感指数が好不況の境である50を約3年ぶりに下回ったことや、8月の雇用統計で雇用の伸びに鈍化の兆しが見られたことも、利下げの理由になりそうである。
9月6日時点での9月FOMC利下げ見通しは、0.25%利下げ確率90%:据え置き確率10%ほどとなっており、市場も利下げを織り込んでいる。
まあこの感じだと利下げするでないっすかね。
むしろ利下げしない理由の方が少ない気もするし。
ただ個人的には9月のFOMCで利下げしたところで、一体なんの効果があるのかって感じである。
そもそも米各種経済指標の弱含みは米中貿易戦争による先行き不透明感から来ているものであり、利下げでそれが解決するとは思えない。
利下げしたことでトランプ大統領の対中強硬姿勢に拍車がかかり、根本的な原因である米中貿易戦争の解決が遠のく可能性だって考えられる。
そうなれば景気や株価には当然悪影響でありさらに米経済は鈍化する。
9月の利下げは個人的は意味がない、いや、むしろやめていただきたいと思っている。
とりあえず10月の米中貿易協議の行方と、その後の米経済指標を見てから利下げを検討してほしいところである。
それじゃあ、また(・ω・`)