しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

レバレッジ投信&ETFでお金持ちになりた〜い

下降する経済指標 不透明な米中貿易協議 それでも楽観的なアメリカのお偉さん方

米国株・つみたてNISA 保有状況

 

2019/10/5の米国株とつみたてNISAの保有状況だよ。

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現地時間10月4日の米株式市場は2日続けての大幅続伸。

ダウ+1.42%、S&P500+1.42%、ナスダック+1.40%となった。

 

数日前の大幅下落がまるで嘘のような上がりっぷり。

 

発表された9月の米雇用統計が強弱入り混じる内容で、10月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げされるとの思惑が強くなった。

 

またトランプ大統領が10月10〜11日に行われる閣僚級米中貿易協議の結果に、楽観的な姿勢を示したことも投資家の安心を誘った。

 

さらにさらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長や、アトランタ連銀の総裁と言った面々が「アメリカの経済堅調だ」との認識を語り、アメリカが景気後退に陥るのでないかとの不安を一蹴した。

 

どうやらアメリカのお偉さん方は、自国の状況をかなり楽観視しているようである。

 

まあトップが「経済の状況?いやー厳しいっす」とは口が裂けても言えない、言ったらそれが原因で景気が縮小する可能性があるから、楽観姿勢を示すのは当たり前ではあるのだが。

 

ただそれでも、先日発表された米ISM製造業景況指数が2ヶ月連続の右肩下がりで50以下だったり、雇用者数の伸びが鈍化していたりと、経済指標が軟調なことも事実。

 

またトランプ大統領が米中貿易協議に楽観的なのはいつものこと。

 

むしろそれで投資家の期待を上げすぎて、実際の協議ではなんの進展もなしを繰り返し、株価の大幅下落を幾度も引き起こしている。

 

正直、アメリカのお偉さん方の発言は株式市場へのリップサービスだと個人的には思っている。

 

特にトランプ大統領は株価の上昇を自分の最たる功績の一つにしているから「リップサービスで株価が上がるならいくらでも言うぞ」の姿勢だろう。

 

個人的には10月10日から始まる米中貿易協議、そして今後の米経済指標の結果は芳しくないと見込んでいる。

 

楽観視の反動でおこる株価急落への覚悟は完了済みである。

 

それじゃあ、また(・ω・`)