米国株保有状況
2019/11/14の米国株保有状況だよ。
現地時間11月13日の米株式市場は高安まちまち。
ダウ+0.33%、S&P500+0.07%、ナスダック−0.05%となった。
米中貿易協議が難航しているとのニュースで一時ナイアガラとなったが、そこからV字回復でダウとS&P500は最高値を更新した。
ナスダックは構成比率第3位であるアマゾンが−1.40%の下落となり、マイナスで終わってしまった。
その一方で比率1位のアップルは+0.96%、2位のマイクロソフトは+0.16%となっている。
アマゾンくん不甲斐ないぞ。
ただこの不甲斐なさは今日に限った話ではなく、この一年、アマゾンの株価の上昇率はアップルとマイクロソフトに大きく差をつけられている。
対アップルに関してはここ3〜4ヶ月で逆転された感じだが、アマゾンの株価の低迷は一目瞭然。
アップルは2018年8月に米企業として初めて時価総額1兆ドル企業を達成。
その後株価が低迷したが2019年10月には再び1兆ドル企業に返り咲き。
マイクロソフトは2019年4月に1兆ドル企業となり、一時陥落するも大きな下落もなく堅調に1兆ドル企業の地位を固めている。
アマゾンは2018年9月に1兆ドル企業となったがその後低迷。
2019年7月に返り咲くも再び株価は低迷し復活の兆しはみられない。
11月14日時点のアマゾンの時価総額は約8700億ドルとなっており、アップルの約1兆1800億ドルとマイクロソフトの約1兆1200億ドルに大きく水をあけられている。
アマゾンは期待が高すぎた
アマゾンがこれほど低迷している理由はなんだろうか?
我が輩が考えるにそれは「期待の差」だと思う。
マイクロソフトはクラウド「アジュール」が業績に貢献しだすまでの間、ハイテク企業でありながら「オールドカンパニー」と揶揄されるほどに低い期待値だった。
アップルもここ数年はスマホ市場の頭打ちと、中国企業の台頭により業績はあまり期待されてこなかった。
アマゾンは上記二社とは逆に「破壊者」と呼ばれるほどのイノベーションをあちこちでおこし、大きな期待を背に成長してきた。
そう、今までの間、アップルとマイクロソフトは「低い期待」アマゾンは「高い期待」という真逆の環境に身を置いてきたのだ。
その結果、アップルとマイクロソフトよりアマゾンが積極的に買われてきた。
だが今はそれが逆流化しており、アップルとマイクロソフトには見直しの買い。
逆にアマゾンには期待ハズレの売り。
今までの期待の差が仇となり、アマゾンは低迷していると我が輩はみている。
正直、この逆流化がいつまで続くのかはわからない。
アマゾンの期待ハズレの売りは、各方面で競争が激しくなってきたことを考えると、数年単位で長引くことも考えられる。
ただ売買行動の実店舗からネットへの移行や、先行投資に多額の資金をつぎ込み破壊的イノベーションを起こすアマゾンの将来性自体は変わらないだろう。
我が輩は今は辛抱の時間だと言い聞かせて、アマゾンをキープしていく次第である。
いつの日か1兆ドル企業に返り咲くことを信じて。
それじゃあ、また(・ω・`)