悪魔的&圧倒的リターン!
S&P500やダウ平均、日経平均やTOPIXなど、たくさんの銘柄を集め特殊な計算方法で算出される『株価/株式指数』
その指数に連動するETFに投資すればお手軽簡単に分散投資ができ、個別株を買うよりかはリスクを軽減することができる(あくまで「よりかは」)
ただ指数への投資は、個別株に比べてリスクが低いかわりにリターンも低くなってしまいがち。
そんな問題を解決するのが「ブル3倍ETF」である。
3倍の名の通り連動する指数の3倍の動きを目標としたETFであり、莫大なリターンをもたらしてくれる。
上の画像はS&P500に連動する通常型ETF(VOO)とブル3倍ETF(SPXL)の約9年(2010年9月〜2019年11月)のリターンなのだがその差は歴然。
上昇相場が続いたこともあり、SPXLはVOOの7.6倍超のリターンとなっている。
とんでもないゼェ・・・( ゚д゚)
そんな悪魔的&圧倒的な魅力を誇るブル3倍ETFにはたくさんの種類がある。
ってなわけで、我が輩が使っている楽天証券で取り扱っているブル3倍ETFをご紹介していこうぞ!
楽天証券には16種類のブル3倍ETFがある
楽天証券で取り扱いのあるブル3倍ETFは16種類(2019年11月18日時点)
・SPXL(S&P500)
・TNA(米国小型株)
・TMF(20年超米国債)
・DRN(米国リート)
・FAS(米国金融株)
・ERX(エネルギー)
・SOXL(半導体)
・CURE(ヘルスケア)
・LABU(バイオテック)
・UBOT(ロボAI&オートメーション)
・TECL(テクノロジー)
・NUGT(金鉱株)
・INDL(インド株)
・EDC(新興国株)
・RUSL(ロシア株)
・YINN(中国株)
アメリカを代表するS&P500や米国債、エネルギーや半導体といった特定の業界、インドや中国や新興国、はては金鉱株までよりどりみどりのライナップ。
SOXL(半導体)のリターンがとんでもない
こんなにたくさんあるとどれを買うかが悩みどころ。
当然リターンにも差がある。
ということで「1年リターンTOP5」と「5年リターンTOP5」をご紹介!
(リターンの数値は2019年11月18日時点。楽天証券を参照しました)
『1年リターンTOP5』
1位 SOXL(半導体)+137.29%
2位 NUGT(金鉱株)+109.42%
3位 TECL(テクノロジー)+86.31%
4位 TMF(20年超米国債)+67.65%
5位 FAS(米国金融株)+43.97%
『5年リターンTOP5』
1位 SOXL(半導体)+757.39%
2位 TECL (テクノロジー)+483.78%
3位 FAS(米国金融株)+193.83%
4位 SPXL(S&P500)+188.28%
5位 CURE(ヘルスケア)+103.28%
1年・5年ともにSOXL(半導体)が他の追随を許さないパフォーマンス。
特に5年リターンがとんでもない。
TECL(テクノロジー)とFAS(米国金融株)は1年・5年どちらにもランクインしておりこちらも好成績。
NUGT(米金鉱株)は米中貿易戦争や世界景気減速懸念により、ここ1年非常に素晴らしいリターンをあげている。
ちなみに参考としてVOO(S&P500連動ETF)の1年リターンは+16.85%、5年リターンは+67.75%となっている。
ブル3倍ETF各種のリターン恐るべし・・・( ゚д゚)
リターンとリスクは等価交換
さてさて、ブル3倍ETFの悪魔的&圧倒的リターンをご紹介してきたが、3倍動くということは「下にも3倍動く」ということを忘れてはいけない。
2018年は年末にかけて下落相場となり市場全体が大きく下落した。
その時のVOO(S&P500連動ETF)と、ブル3倍ETFのSPXL(S&P500ブル3倍)とSOXL(半導体)の高値近辺→安値の下落率が下の画像である。
VOOの下落率が約−14%であるのに対してSPXLは約−39%、SOXLにいたっては約−62%というとんでもない下落率である。
上昇も下落もブル3倍ETFはとんでもないゼェ・・・。
リターンとリスクはやっぱり等価交換なんだゼェ・・・( ゚д゚)
ブル3倍ETF(主にSPXL)に関しては、検索すると「短期なら〜」とか「長期なら〜」とか、色々な情報が出てくるが、個人的に購入はオススメしないぞ(1回目)
我が輩はもし「なにに投資したらいい?」って聞かれたら「つみたてNISAで楽天VTIかeMAXIS Slimの先進国か米国株(S&P500)」って答える。
ちなみに我が輩はSPXLを約70万分+SOXLを約10万円分持っているし、これからも買っていくつもりではある。
でも人にはブル3倍ETFは絶対にオススメしないぞ(2回目)
(大事なことなので2回言いました)
それじゃあ、また(・ω・`)