しょぼーんのレバレッジ投信&ETF長期投資記録

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ダウ平均が高値をつけると米中貿易戦争が激化する 部分合意への署名は期待薄

米国株保有状況

 

2019/11/27の米国株保有状況だよ。

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現地時間11月26日の米株式市場は三日続伸。

ダウ+0.15%、S&P500+0.42%、ナスダック+0.66%となった。

 

米中貿易協議進展期待に加えて、予想を上回る米経済指標のおかげで最高値をまたもや更新した米主要三指数。

 

もはや怖いものなし。

青天井の上昇相場に突入かぁ〜?

 

と言いたいところだがここ1年、株高になるたびに米中貿易戦争が激化して、株価が下落していることをご存知だろうか?

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上の画像は2018年12月〜2019年11月26日のダウ平均の動きに、米中貿易協議の動向を書き込んだものである。

 

わ〜お、わっかりやす〜い( ノ゚∀゚)ノ

 

ダウ平均が高値をつけたタイミングで、米中貿易がらみで何かしらの悪材料が出てくるのである。

 

これはつまり、株高の時はアメリカが通商協議で譲歩する必要がないということにほかならない。

 

さてそうなると、このごろ部分合意が近いと噂される米中貿易戦争だが、米主要三指数が最高値を更新し続ける今の状況で、はたしてすんなりといくのだろうか。

 

トランプ米大統領は常々「私が望む内容でなければ合意するつもりは無い」と述べており、ここから一悶着あってもおかしくない。

 

というか既に、その一悶着の原因になりそうな出来事が発生している。

先日米議会で可決された香港人権・民主主義法案にトランプ米大統領が署名したのである。

 

部分合意が遠のく可能性を考慮して署名を拒否する選択&権限もあるにはあったけど、米上下院両方でほぼ全会一致で可決した法案だから、署名拒否は米議会&米国民からの大顰蹙(だいひんしゅく)確定。

 

まあ署名しようがしまいが12月3日には成立していたから、署名せずに大顰蹙買うくらいなら当然署名するわな。

 

ただ中国は同法案に対して内政干渉だと成立前から猛反発。

成立した場合「報復措置をとる」と表明済みであり米中の関係悪化は必至。

 

さーて、12月の米株式市場はどうなるかな〜?

 

今までのパターンだと香港人権法案の成立を皮切りに、12月15日の対中追加関税第4弾発動→部分合意署名お流れ→株価急落になりそうだが。

 

今年も残すところ1ヶ月だがここからがむしろ本番、もっとも警戒すべき1ヶ月になりそうである。

 

それじゃあ、また(・ω・`)