年初から米株式市場が下落を続け、泣きをみている投資家のみなさん。
まだまだ下落が続き、悲しい日々が続くかもしれないのである。
・過去140年、19回のベアマーケットの平均下落率は37.3%
バンクオブアメリカが過去のベアマーケットを調べたところ下落期間は平均289日。
下落率は37.3%という結果になった。
これに基づくとS&P500は最高値4,818から約3,000まで下落する計算になる。
5月21日時点でS&P500は3,901。
3,000となるとここからさらに23%下落する可能性があるということになる。
・金融資産が1ドル減ると個人消費は2セント減る
食料・エネルギー・家賃の高騰による直接的な経済打撃に加えて、株式市場の下落で金融資産にも大きな痛手を被っている。
アメリカの家庭の金融資産は年初から8兆ドル(約1,000兆円)減少している。
金融資産が1ドル減ると個人消費が2セント減ると試算されており、約1,600億ドル(20兆円)の消費が無くなっている計算になる。
単純に考えて企業の収益がアメリカ全体で約1,600億ドル減少しているということになり、各企業の業績不振は明確である。
とのお話しです(・ω・`)