アップル(AAPL)はアメリカを代表する企業だが、部品の製造や組み立ての約40%が中国で行われており、中国への依存度はかなり大きい。
だがコロナ禍以降、中国の厳格なコロナ対策の影響で部品の製造や組み立てに遅れが生じるケースが増えてきている。また米中関係の悪化の影響も危惧されている。
上記の理由などからここ数年、アップルの中国依存脱却の動きは加速している。
・インドやベトナムでの生産を拡大
アップルは一部の製造メーカーに「インドやベトナムでの製造を増やすことを期待している」という話しをしている。
それを受けてかiPhoneの製造をアップルから委託されているフォックスコンやウィストロンは、早くもインドに製造工場を新たに建設し、同国内向けのiPhoneの製造を計画しているとの情報がでている。
アップルはこの件に関してコメントをだしてはいないが、中国のゼロコロナ政策による物流や製造の混乱が起きているなかで、iPhoneの需要や供給にはさほど大きな混乱が生じておらず、実際にインドやベトナムといった東南アジア圏での製造が増えていることは確かなことだろう。
とのお話しです(・ω・`)